パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

 語学習得、なかなか上達しない方法をみつけた

2014年09月12日 | ヒッポファミリークラブ

ジンドーブレ  ポーランド語です。

 

さて、色々な国の人が住んでいる、パッキーハウスですが、

そこに毎週掃除に行くようになって。。。。

 

ちゃんちゃんちゃーーん  (火曜サスペンスの音で読んでね)

家政婦は見たならぬ、パッキーは見た

で、何を見たかというと、

どうやったら言葉が・・・・

この場合日本語ですが、

どうやったら日本語の習得について、

なかなか上達しないかを見てしまった。

 

まあ、こんなこと、むしろ どうやったら早く話せるようになるかってことを

知りたい人は世の中に5万、いや 何万人もいると思うけど。

 

逆を突いたこの発想。

 

これは個人的な発想ではありますが、

今までのパッキーハウスの滞在者を見ていて

 

なかなか上達しない人は

話そうとしない人。

そして、

話そうとしても、ちゃんと文法通りに

教わったように話さないといけないと思い、

頭で色々考えて組み立ててから話すので

すっごい、エネルギーもかかるし、手間もかかるし、長続きしないし。

そして、面倒になって話すのをやめてしまう人。

 

でも、これって私達日本人の英語を話すプロセスと全く同じだわって

書きながら思いました。

 

というのも、先日こんな話を聞いたからです。

 

パッキーハウス滞在者の日本語学校に通っている人と話していたら、

学校で習った形式の文ならわかるけど、

口語的に話されるとわからないとのこと。

 

つまり、実例を挙げると

丁度酎ハイを飲んでいたので、(私が)

学校で習ったように質問すると・・・

 

「あなたはこの酎ハイが好きですか?」

とすると、すぐに

「はい、好きです」

と答えられますが、日常会話ではほぼ100%そんな聞き方はせずに

酎ハイを指さして

「これ好き?」と聞くわけで

すると、「これ?は何ですか?」ってところから始まり

あなた という言葉も入らないので、なんか違和感もあるらしく。

でも、学校で習ったように、話すパターンなんてないですよ、普段は。

 

で、色々思い出してみたら、すっごい早さで日本語が話せるようになった人が一人いました。

 

ネパールの人が一回だけ入居したのですが、

彼は見事に日本語の音が、日本人でした。

そして、自然なあいずち。

んーー、へーー、そうなんだ、 えっとねー

 

って、これ使えたらかなり上級に聞こえますが、

どうやったらこれが手に入れらるかというと

やっぱり、相手の話すことを真似していくことの繰り返しでしょう。

おまけに、彼はネパール語だけでなく、近隣で話されている複数の言語を

流暢に話すとのこと。

 

で、色々長く、ぐたぐたと書きましたが、

結局、書いたことのほぼ100%はいつもヒッポで話されていることでした。

まねっこ。そして多言語。

なんだ、見つけたって、嬉しそうに書き出しましたが、

結局は自然現象の検証であり、

普段、ヒッポで言われていることって、ホントなんだなって宣伝ではないけど、実体験したお話でした。