パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

手で食べる体験

2020年02月11日 | インドネシアホームステイ

サラママラン  インドネシアマイブームは帰国してから一か月以上たつのにまだ続いています。

 

先日は、我が家で今度行われる多言語講座の準備会があり、ヒッポ仲間が集まりました。

その際のお楽しみ実験で「手で食べる体験」をみんなでやってみたんです。

 

その日は色々みんなの都合に合わせて、二部制で集まりをしました。

午前の部では、シンガポールのお土産の海南チキンライスの素でご飯を炊き

鶏肉とご飯を手で混ぜて、食べてみました。

右手の人差し指、中指、薬指をくっつけて皿状にして、ご飯を乗せ、親指で押しだして食べる

インドネシアで教わったことを伝えてトライしてみましたが

結果は、

全然楽勝でした。

 

日本のお米は粘り気があるので、ちょっと指でまとめただけですぐに

団子状態になり、あっさり口に放り込むことができ、あっけなく実験終了の午前の部。

 

そこで、夜の部ではレトルトですが、ホウレンソウのカレー(写真のような感じ)を買ってきて

米は日本のお米でしたが、お皿によそってやってみました。

まず、カレールーの中に手を入れるのはちょっと勇気が!!

 

が、そこで、すぐに感じたこと、それは 

「熱い」でした。

そうだ、そういえば、インドネシアでは、熱い料理が出てこなかったんです。

作り置きしていたおかずが並べられていて、ご飯は炊きたてではありましたが、

皿によそられているので、これもそんなに熱くない。

つまり、手で食べるので熱い料理は無いんですね。 なるほどーー

やってみて、初めてわかりました。

 

そして、ご飯とグリーンのカレーを混ぜて食べたのですが、

これが意外においしくて、みんながおいしいというので、

鈍感な私はゴミ箱に捨てたレトルトカレーの箱を拾ってきて、この会社だよと

見せたのですが、

考えたら、やっぱり、カレーもおいしかったのですが、手で食べたから

味が馴染んでおいしかったのかもしれません。

 

ヤホー情報によると、日本人の食生活は、バラバラに食べて口内調合する文化。

あちらでは、皿の上で手で調合する文化。手で混ぜるとご飯も馴染み一層おいしくなると

書いてありました。文化の違いですね。

まあ、そんなんで、食べた全員が「おいしかったー」と大満足の実験でしたが、

その後がちょっと。

手が脂ぎってしまい、ウエットティッシュで拭いたり、石鹸で洗ったりと

それぞれ自由行動に走り、テーブルの上はティッシュの山、

しかも、きれいにはなったんですが、その後、鼻をかもうと思ったら

手がカレー臭に覆われて、その夜は風呂に入るまで、手を鼻にちかづけようものならずっとカレー状態。

 

でも、きっとそれも慣れて馴染んでくるんでしょうね。

 

逆に言うと、あちらから来た人々は、日本の箸で食べることに慣れるまでは違和感だったのでは。

もしかしてどこかに、インドネシアパッキーみたいな人がいて、みんなで箸で食べる体験してたりして