8月に入ってから、なんだか毎日バタバタ。
でも、やっと落ち着きつつあります。
7月の終わりに息子を送り出してからしばらくして、ひとりの女性が我が家に8月6日(金)から12日(木)まで滞在しました。
彼女はWCIという海外と日本の青年が日本各地を回って交流したり、学習したりする団体のスタッフとして参加しています。
もともとUWPという国際教育プログラムに参加して多くの経験を積んできているため、彼女と話していると自分自身も何か旅をしているようなそんな楽しい気分にさせてくれましたし、さらに、もっと突っ込んだ戦争の話しなど、海外の方とディスカッションしたときにどういった意見や感想がでたかということも聞いたりし、ずいぶん勉強にもなりました。
とにかく、あっという間で、できればもっとゆったりとした時間を一緒に過ごしたかったっですね
そんな彼女、Yさんがこの豊田で気に入ったのが、足助。
実は今回のプログラムで“おむすび通貨”に参加というのがあって、それにいたく感激した雰囲気でした。
“おむすび通貨”というのは、メディアでも紹介されていて、ぶつぶつ交換をすることによって農山村を応援していくというもので、なかなか面白い取り組みなのです
詳しくはこちら→おむすび通貨の流れ
7日の午前中はおむすび通貨のプログラムで草取り作業。
午後からは足助のたんころりん(竹で編んだ籠)を町に並べるお手伝いなど、1日朝から夕方までWCIメンバーのひとたちが頑張っていたというのが、迎えに行った時のみなさんの表情でよくわかりました。
わたしはというと、Yさんを迎えに行きがてら、母を連れて娘と一緒に足助まで。
WCIのメンバーの多くはホストの家に帰ってしまい、たんころりんの一番いいところを見ずに終わってしまいましたが、数名残ってたんころりんの灯りがついた町並みとまちかど演奏を楽しみました。
Yさんと他のゲスト2名。加東家のシュークリームに舌鼓。
夜も更けて…
こうして、受入れ2日目が終わりました。
翌日はホストファミリーディということで、瀬戸へ行って、抹茶を飲んだり、瀬戸焼そばを買ってゆっくり散策をしました。
そして、月曜日はパーソナルディということでゲストが自分で自由に行動できるお休みの日ということでしたが、Yさんは再び足助へ。
火曜日は、WCIのプログラムでトヨタテクノミュージアムとNPO法人こどもの国へYさんは出かけて行きました。
水曜日は、ありがとうイベント。
この日はTIA(豊田市国際交流協会)ボランティアグループ“オープンハート”の企画による竹細工とバラ寿司をつくるというわくわく体験講座を開催してそれに参加。
そのあとは“ありがとうイベント”ということで、ホストの持ち寄りパーティとWCIメンバーによる各国の紹介とショーがありました。
夕方からだったので、母ももちろん連れて行きました。
歌とメッセージとともに、各国の旗がハタハタと。
母も我が家の旗↓を音楽にあわせてふりました。
重ね合わせたみんなの手。
普段、ほとんど笑わない母なんですが、この日は笑顔であふれていました。
本当に“ありがとう”イベントでした
今回、我が家に爽やかな風を吹き込んでくれたYさん。(我が家に来てくれてありがとう)
経験とかって、だれでもなにかしらしているのでしょうが、それを活かすことがなかなかできないひとって多いと思うのです。(わたしなんか特に)
ですが、彼女はしっかりと経験を受け止めて、活かして前に進んでいる…そう思えるほどのパワーと、気遣いと優しさがあふれている女性でした。
秋の小原四季桜に、また会えるといいな、と思いながらまたの再会を楽しみにしたいと思います。