8月7日(土)、8日(日)と“平和を願う戦争展”が豊田市産業文化センターで開催されました。
毎年この戦争展をかかさず見に行くようにしています。
今年も母と一緒に日曜日の朝に出かけて行きました。
豊田であった空襲のことや、パンプキン型模擬原子爆弾の投下のこと、他にはヒロシマの「原爆と人間」、沖縄、そして戦争加害者としての中国人強制連行のことなどが展示されていました。
母にとっての青春時代、思い出というとどうしても戦争と重なります。
今は核家族であったり、たとえおじいさん、おばあさんと同居していたとしても戦争体験者であるというひとが少なくなってきているため、直接戦争体験を聞く機会がなくなってきているのではないでしょうか。
こういう時間を意識して作る必要があるなと思います。
母や亡くなった父、そして戦争展での展示資料をみながら、いまのような自由を謳歌できるような青春とは違い、常に死と向かいあうような日々…そんな時代が来ないように、また、いまこの瞬間にも絶望の中で生きているひとたちに希望があるように、と願うばかりです。