風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

やっとその気になったのね?

2010-02-03 21:23:08 | 長男のこと
長男の話さ。

彼は今専門学校2年、2年生なので・・・そう、就活なんですよ。

だけど、なんだかな。

やつは全くその気がなくて。。。。


小さいころから興味があることには豆博士的なところがあるから、神様から頂いた賜物だとそれを伸ばそうとしてきたんだ。

彼の好きなものは植物、鳥、虫、天気、宇宙、動物、電車。

その中でも植物、木が大好き。

今の専門学校も自然保護の専門である。彼はその学校で自然環境保全学科を専攻している。
でも仕事となるととても限られた分野の仕事になるんだよ。

実際のところ彼は森林インターラプターやビオトープ管理士に興味があるそうだ。でもこれを専門にして生活してる人はいない。ほとんどが別の仕事を持ちながらだったり、ボランティアだったりする。

長男は4月からとりあえず、バイトをして管理士の勉強をすると言っていた。就職の就の字もなかったわけで・・・・。

ちょっと、ちょっと、もう少し探してみてからんすればいいのに!
やつはその部分しか見ない。もっと広く見まわして探すというところがないのだ。とうるさいことをあ~だこ~だという私といつも衝突。

実際、私だってどうしたらいいのかわからないよ。もう親の出る幕なんてないと思っていたけど。。。。でもまだ息子にはそ就活は難しいらしい。カウンセリングの先生と話あって少し手助けをしたほうがいいということになったんだ。

もう20歳になる息子に、はたしてどこまで手をさしのばしたらいいのだ!あまり過保護でもよくないし・・・・。そのほどほど感がわからない・・・。

きっと働くこと、具体的なことがわからない、想像がつかない、どこから手をつけていいのかわからないんだろうから、とにかく情報集めをして、うまいこと言って彼に「自分から調べさせよう作戦」に出た。

パソコンに座っているときに「これこれについて調べてみて。」なんて感じに。


そして・・・・
やっと会社説明会に行ってくれる気になった。
別にそこで仕事すぐに決めなくてもいいんだ。
仕事を探すっていう行動を覚えてくれさえすれば。

このご時世あまり贅沢は言えないけど、今まで勉強してきたことを行かせるところが見つかればいいな。

長男20歳!

2010-01-05 00:35:33 | 長男のこと
4日に長男が二十歳になった。

信じられないなぁ。もう20年たっちゃったの?
あんなに小さかった、それも周りの人が振り返って「かわいい~」と言っちゃうくらいのかわいい子(親ばか)が背も高く、胸板も厚くなってまるでそれはそれはオードリーの春日のよう。(あ、胸板だけね。)

月並みなことばで言うと・・・私も年取るはずだわ。(気分的にはまだ20歳くらいの気でおりますのよ!)


いろんなことあったな…。障碍ゆえに苦しいことは長男のほうがあると思うけどその都度、親子で乗り越えられる道もちゃんと与えられていたように思う。(神様は試練とともに脱出の道も備えてくれるものね!)


私が子育てでくじけそうになる時、必ずそこには同じような状況にある人がいたり、励まし助言をしてくれる人、また必要な事を知らせてくれる人がいた。

今でも本当に困ったチャンの時があるんだけど、この子がいてくれたおかげで自分の心の汚さや力の限界とか、差別される事とか普通ってどういうことなのか?とか普段では考えないようなことを考える機会にめぐまれた。

それに子供の可能性のすばらしさ。長男をめぐる人々との出会い。これはかけがえのないもの。

3月には今の学校を卒業する。まだこれから先のことは決まっていないけど・・・。

幸せに生きてほしい。自分なりの幸せをみつけて幸せになってほしい。

お誕生日おめでとう!ここまで大きくなってくれてありがとう。生まれてきてくれてありがとう!




毎日ゴングの鐘は鳴る

2009-09-11 22:50:51 | 長男のこと
昨日、山梨の実習から1週間ぶりに戻った長男。

さぁ、おいしいご飯を作ってあげようなんて思っていたんだけどさ・・・。

この頃やたら対立するわけです。。

事の起こりは私の電話。ちょうど教会に来ている老婦人とお電話していました。そんな時長男はお気に入りのアクセサリーがなくなったと大騒ぎ。私にいかにも一緒に探してほしいという感じで。そんな時「まだ、電話してるの!」と大きな声で咎めるように言う。

受話器を置いてから「失礼じゃないの!」と怒鳴る。

こんなことで喧嘩になる。


今朝も今朝で「なんでこんなに早く起こすんだよ。」と文句。本人は何気ない文句だったのだろうが、私はもちろん「キ~~~!!!!」である。

それもこの頃チンピラみたいな口ぶり何でもっとヒートアップする。私が怒って彼に近づくと殴るそぶりをするんだよ。ホントもう、むかつく!!!

そういうとこみてしまうともっと頭にきて、
「殴るんだったら殴ってみろ!ほら、やってみな!!」
すると長男、逆に防御のポーズ。(鬼母にみえるのか?)

ああ、毎日がバトル。


夕方、長男から電話。私はフルートの練習中で次男が電話をとった。

「OO(長男の名前、呼び捨て)、友達の家に泊まるって。」
「え~!!!」

長男も19歳、そんなことがあってもおかしくはないが。。。

今までどれほどこの子に良い友達を与えてくださいと祈っただろう。小さい頃はとにかくひとり遊びが多かったから。他人とかかわることがとても苦手だった。たとえ好意を持ってくれる子がいてもその子を意識していないことのほうが多かったな。

うれしいけど…こんなとこでも「そのご家庭に迷惑かかってなきゃいいけど」とか考えてしまうんだよね。

いるなら毎日がバトルいないならいないで気になるし。。。あ~あ母親って・・・・・。

晴れのち曇り、時々、星一徹

2009-07-24 18:55:04 | 長男のこと
本当にこの頃の長男はあつかいにくい!

ものすごいイライラしてるし、真夜中もたばこを吸いに外へでる。長男いわくニコチンが切れるといらいらするというのだ。そのほかやけ酒をかっくらったと思われる酒びんが部屋のすみからよくでてくる。

部屋にも入るな、俺のプライバシーだといっちょまえの口をきく。

朝は何度起こしても起きない。やっと起きたかと思うとパニックになり寝坊したのを人のせいにする。

長男「なんでこんな時間なんだよ。何でじかにおこしにきてくれなかったんだよ!」

私「ふざけるな!起きたかったら自分で起きろ!甘えるな!」



また、私が調子悪くて仕事を休んだりすると、それも気に入らない。散々いやみを言った挙句こちらが小言をいうと「あ~、親がいるとこれだからいやなんだ。」

ほんとに憎ったらしいのよ!
私もキー!ってきちゃう!

そして時に2人とも爆発し親子喧嘩に発展!

長男、荒ぶる龍となり私は吠えたける虎となる。

まあ、大人へのステップかなともおもう。

でも投薬しているのにこのごろ薬を飲んでいない時があるらしい。勝手に自分で判断して飲まなかったりするのだ。これは困る。

それでなのか、このイライラは。
イライラもパニックも以前より頻度も度合いも越えてるように思えるのだ。
そうなると、そんな彼を見ている私もイライラしてくる。

こっちが受け止めなければならないのに、だめなんだよね。
私はあほママだからさっ。

その上学校から電話で提出物を取りに来いという。聞けばこのごろ休みがちで提出物を返せなかったというのだ。休みがち?
「今日は学校休みなんだ。」と言って寝ていた時は休みではなかったってこと?

なんだそれ~!!!
むろん怒りますよ!

そして私のいったお小言にブチ切れてテーブルをひっくり返しそうになった。もちろん食卓のものは倒れて醤油やラポットやらひくりかえった。

おまえは星一徹か!

もうこうなると私もブレーキが利かなくなってしまって・・・。思わずつかみかかってしまったよ。

殴り合いになるかと思ったけど。「暴力反対!暴力反対!」と言って防御のポーズ。この時私でなく主人だったら絶対殴り合いになってた。

勝手に叩いてたくさん文句言って、「私の子育て間違ってたんじゃないかと」私は星明子のようにしくしく泣いってしまった。


しばらくして、「お母さん、さっきはごめんなさい。」
さっきのふてくされたチンピラ兄さんはどこに行ってしまったのと思えるくらい素直な子供になってしまうのだ。


それに長男はおばあちゃんにはとっても優しい。
おばあちゃんが風邪をひいたといえば、「肺炎になるんじゃないか。」「大丈夫かな。」「看病に行ってあげようかな」と本当に優しい。

そして次の日に栄養ドリンク、おばあちゃんは糖尿病なのでカロリ-の少ない物をちゃんと選んでいるのだ。

おばあちゃんは感激、「かわいいね。」と目を細めてしまう。

こういうときは本当に天使のような子なのに。
本当にいろいろな面を見せてくれる子だ。いつまでこんなことつづくのかなぁ。こちらもエネルギー使うんだよね。はぁ…疲れた。




マニアックな長男

2009-03-17 21:39:22 | 長男のこと
今の専門学校に入ってマニアックさに磨きがかかった長男。

彼の植物や生物に対する興味はもっと幅が広くなっている。

それはいいんだけどさ。。。。。



先日、夢の島熱帯植物園と目黒にある森で植物観察を、そしてある博物館へいったのだった。

そこは寄生虫博物館。私も名前は知っていたがまだ見に行った事はなかった。長男に聞けば小さな建物で研究所もかねているらしい。

そんな一日を終えてご機嫌で長男は帰ってきた。

「マロンのお尻から出てきた奴いたよ。本当の条虫は長くてマロンのお知りから出てきたのはその一部なんだ。」(この寄生虫については猫のカテゴリーでみてください。)

その後も寄生虫の話題はつづく。。。。。

しばらくして夕食時。

「おお、今日はさんまだ!」
と美味しそうに食べる長男。長男の魚の食べ方は「猫泣かせ」と言うくらいきれいに食べてくれる。今日もやたらとつついている。

そして、弟のお皿を見て「あ~あ、そんなに残して、これ食べると頭良くなるんだよ。」と小さい子を諭すように行っている。

「お母さんもう終わり?まだたべるところがあるよ。」私はサンマ内蔵だけ残しているのだが・・・・・。

そしてそのサンマの残りもつつきだす。

そこでわたしは気がついた!「あ、あんた、まさか・・・。」

「ああ、いたいた。」サンマの内臓から出てきたのは赤い糸のようなもの。

私はその名前を良く知らないが寄生虫の一種だ。

長男はさも満足げに「センチュウの一種だと思うよ。こいつが生きていたら標本作りたかったのになぁ。」と涼しい顔。

それから寄生虫アニサキスの話、標本をどうやって作るかに話は移っていった。。。。


我が家の夕食はこんな話題はいつもの事だ。食事中に寄生虫の話なんてもう慣れましたわ!

だけどおねがいだから他の人と食事中にその話はやめてよね~。

Aggressive Son and lunatic Mom

2009-03-02 23:30:27 | 長男のこと
遅く来た反抗期なのか、やたらと反抗する長男。なんというかとてもAggressive(攻撃的)なのである。そういう時期なんだと思っているんだが。

「OOしてんじゃねぇよ!」
「なんでOOなんだよ!」
「なんだこらぁ!!!」

奴の目は眼光鋭く声もでかい!
空手やってるからがっしり体型、身体もでかけりゃ、態度もでかい!

本当になんで毎日こんなに機嫌がわるいのか!

そういう奴に対して、私もキレてしまうのだ。!奴は非常に多弁である。良くも悪くも。弁が立つのでこちらも腹が立つ!

後で2人とも落ち着いてから、私に対して奴は「お母さんはlunatic(狂気じみた、精神異常の(侮蔑的な言い方))だよね」というのだ。もちろん長男はニヤニヤしながらふざけていっていたのだが、私はこの言葉をちょっと重く受け止めている。

自分がコントロールできないのである。

後から考えればほんの些細な事が気にかかって怒ってしまったり、過剰反応してしまったり。。。更年期なのか!

怒ってばかりの毎日。この頃はやや疲れたよ。

喧嘩後、しばらくたつと「荒ぶる龍」から「タツノオトシゴ」のようになってしまう長男。もともと素直な子だからしばらくすると「お母さんさっきはごめんなさい。」と誤ってくるのだ。

だから、私も謝る。

そして何事もなかったように自然の話や国立公園の話をしたりする。
そうなるとやっとほっとできるんだけど。出来るならいさかいはしたくない。多分や奴もそう思っていると思うが。


いつまで続くのかなぁ~。この反抗期。。。。。



6年前のわだかまり

2008-11-03 16:09:44 | 長男のこと
次男の文化祭に長男もついていったのはご存知の通り。

この公立中学は長男が卒業した学校でもある。でも実質通学したのは半年だけだ。

嫌な思い出ばかりの半年間。

日本の学校に慣れていないばかりか、変わっているとか薬を飲んでいる事への偏見。障害があるとカミングアウトすれば、中には協力的な生徒もいたが、「違う学校へ行ったほうがいいんじゃない?」とか先生との連絡用ノートが敗れていたり、彼の机が端っこにおいてある、馬鹿にするなどのあからさまないじめにあった。

だからこの学校からフリースクールへ変わらせたのだ。彼自身も中学の生徒が変える時間やイベントのあるときなど絶対に中学の生徒達に会いたくないといっていたのだ。


そんな彼が今回は自分から行きたいといっていた。OO先生とOO先生に会いたいと。そして、在校生の発表を楽しみ、「この頃ってこうなんだよな」、突っ張っている生徒の姿を見れば「やってみたいんだよ。」と理解を示すのである。

そして「OO君着ていないかな」とその頃よくしゃべった同級生のことをさがしてみたり・・・。

弟の友達が「アレ?OO君のお兄さんですか?なんか変わっちゃった。」と声をかけられると「ぼくみたいになっちゃだめだよ。」なんて話している。


ずいぶんと変わったなぁ。


帰りがけに先生に挨拶する事になった。はじめ先生は覚えてなかったけど名前を言ったらすぐ思い出してくれて、「ずいぶん大きくなったなぁ」と微笑んでくださった。

もう一人の会いたがった先生は弟の部活美術部の顧問である。

長男が公立中学にいかなくなってもときどきその先生は美術の個人授業をしに我が家へやってきてくださった。

「どうだった?弟の劇は?」
「よかったです。」

「なんだかずいぶんかわったなぁ」
「すみません、こんなこんな髪の毛で。。。」照れて金髪の頭を書きながら長男が言う。

そんなやり取りを見ていてすっかりあの頃の事で悩んでいないんだと思ったらほっとした。


6年のあいだに確実に長男は成長し、きずは癒されていたのだ。

そして、6年の間いろんな事があったけど無駄な事なんかなかったんだな。この頃では誰かにプレゼントしたいという気もちがあったり、世界飢餓対策機構にお小遣いから献金する気持が起こってきている。なんともうれしいかぎりだ。

良かった。。。良かった。。。神様、感謝します。

トイカケ

2008-09-30 23:14:29 | 長男のこと
昨日のことなんかなんでもなかったかのように笑ったり、パソコンしたり、音楽聴いたり・・・。

だけど心は傷ついているに違いない。

ひどい事、たくさん言ったから。




例の2,000文字のレポート課題。しかも今回は6項目。しかも「手書き」でという条件つき。そしてテキストがない。

書く事が苦手な長男。彼には書字障害がある。

期日を過ぎて先生にそくされてやっと2項目のレポートをしあげる。

「後4つ、残りは後で提出しますって自分で言ったんでしょ?1週間あるんだからすこしずつやるんだよ。」

「わかってる」

なかなかやらず。。。やっと取り組み始めたと思ったら「こんなの無理だよ、できないよ。」イライラし始めた。ものにあたる。

おまけに明日は休みだから明日やるという。

「明日、本当に休校になってるの?」

「・・・・・・・・・。」

本当にうそのつけない奴だ。


「宿題をするのに学校を休むなんて聞いた事がない!絶対だめ!」

私は仕事に行く時間が迫っていたので余計にイライラしてしまった。長男にすぐ学校に行くように言い、仕事にいった。

それから半日仕事を終えて家に帰ると長男がいる。なんで?

結局、奴は休んだのだ・・・・。


宿題のために学校やすむなんて! 当然怒る私。
休み時間は十分とっているのにまだ息抜きに外出しようとする長男。

「これ以上休みなんて要らない!自分でやるって言うからには自分の言葉に責任取れ!

「何も出来ないくせにでかい顔するんじゃない!」

しかし次の瞬間もっと怒りがこみ上げてきた。。。


長男の腕、包丁で切った後が20箇所くらいあったのだ。レポートがなかなかできず、イライラして自分を傷つけたのだ。

「何やってるの!!!」

逆上した。。。その傷を見て同情よりも無性に腹が立ってしまった。


でていけ!死ね!バカ!ありとあらゆる暴言を吐いた。。。。。

マシンガンのように攻める私にチンピラのような口ぶりで向ってくる長男。
レポート作成を強要しようとする私に泣いて抵抗する長男。まるで子どもだ。5歳児くらいの。。。


疲れた。。。。。きっとお互いに。。。。。
何でこうなる? いつもこんな繰り返しじゃないか!




なぜ?
なぜ?私なんですか!

こんな力のない私にこの子どもが与えられたんですか!
私には育てる自信がない。

私はこの子を愛したいのに愛せません。

私はこんな自分が愛せません。

理解したくても出来ません。もうどうしたらいいのかわかりません。


こんな時、神様に無性に問いかけてみたくなるのだ。


「なぜ?私なのですか?」と。















長男の課題

2008-09-10 00:59:28 | 長男のこと
落ち込み・・・・。

また怒っちゃったなぁ~。長男のこと。。。


というのも長男、たくさんの課題をかかえていた。

早く取り掛かればいいのに期限のぎりぎりまで何もしないんだ。それでもまだいいほうで提出の2日前にやっと取り掛かった。と思ったら、「お母さんわからない」。

いつもなら「ほっといてくれ」とか「ちゃんとやるから部屋に入ってくるな」とか言うくせに、こういうときだけ依頼心の強い18歳。

今回の課題は長男の最も苦手とすることだから無理もない。生態学の「1単元につき2,000字以上5,000字以内にまとめよ」というレポートを4つも仕上げなければならなかったのだ。

そこで出た言葉は、「お母~さ~ん、「まとめる」ってどういうこと?」だった。

!!![まとめる]って言葉自体がクエスチョンマークだったなんて!

普段まとめるなんて言葉、普通に使っているからここでまとめるという事を説明するとなるとなんだか考え込んでしまう。

「う~ん、だからさ、その単元の内容を読んで大事だと思うところを抜き出して書けばいいんじゃない。そこに自分の意見を入れればいいんじゃない。今までのレポートだってよくできていたじゃない。」

「今度のはわけが違うんだ。」


私もわけが解らない。もともと依頼心の強い子だから、すぐ教えるより自立を見据えて少し自分で考える練習をしたほうがいいのかとも思う。しかし、長男、解らず、しばらくたってから、「やっぱりわかんない、どうしたらいいんだろうお母さん。」

これはあまったれてるのか?!そこでちょっと突き放す。「もう18歳なんだから自分の力で出来なくちゃだめだよ。」

「あ~わかんない!」と長男、もがき苦しむ。
頭をかきむしったり、物に八つ当たりしたり、その行動がなんだか私に対してのあてつけのような感じに見えたのでイライラがだんだん怒りになっていった。

「本当にわかんないんだよ!」
「学校で習ったところなんだから出来るよ!お母さんに生態学なんて聞いたってわかんないからね!」

ここで長男が言わんとしている課題のやり方を私がまったく理解していない事に気がついた。今までのやり方は長男の好きな分野について考えをレポートにまとめるものだったが、今回のは教科書をただたんに、まとめなさいというもの。

ここで父親参戦。「要点を抜き出してどんどん書けばいいんだよ。教えてやろうか?」

ダンナに対して反抗期の長男。「いい。」と拒否。

でもこの一見かんたんそうに見える作業が長男には難しい。森林破壊などに関して自分なりの意見を述べるのは好きだが、好きではないこの分野の教科書の要点をまとめろといわれても何もでてこないようなのだ。

仕方ないのでここで助け舟を出し、で出しの言葉をこんな感じではじめたらといって見る。

それでも一向に作業は進まず。どんどん時間は過ぎていき、また「解らない」が始まった。「例えば、OOOについては・・・・・また、とかそれからとかOOで在るとかつなげていけばいいんじゃない。」

「その書き方は好きじゃない。」

私も我慢の限界。「もう~~~~~!この太い字のところが大事なところなの!ここを説明してる文をぬきだしてかけばいいのよ!」

とつぜん切れる私に寝ていたダンナがびっくりしておきてくる。 
事情を説明すると今度はダンナが長男を攻めるような事を言い出す。しばらく長男
とダンナの言い合い。たまらず「もういい加減にしてよ!パパは口ばっかりじゃなくて実際に文を作って見せてよ。」見たいな事をまくし立てていたと思う。長男はびっくりしてというより大きな音や声に敏感なのでうるさくてたまらないというように耳を押さえながら

「お母さん、うるさい!もう解ったから、気持を切り替えたから。」

まくし立ててぜいぜい言っている私を横に、長男は本当にどんどんとやってしまうのでびっくりした。

気持切り替えられるじゃないの。。。
じゃあ今までのは騒ぎはナンだったわけ???

結局四苦八苦しながらも徹夜して課題を仕上げた長男。
達成感で顔が輝いている。

「頑張ったじゃん。えらい。えらい。」

「うん、実習から帰ってきたらOO先生のレポートがあるんだ。」

「・・・・・・。」


また同じような事の繰り返しかなぁ。
これらの課題に耐える力をつけるのがこれからの長男の課題。

私は怒りを我慢して見守る事が課題かなぁ。だって結局怒りって自分の希望にそぐわない事、思い通りにいかない事が起こるとでてくるじゃない。?



ぶち切れない様にしなければなぁ。。。。
ふう・・・・・・・。










ヤンキーモード

2008-07-23 22:11:54 | 長男のこと
怒鳴っているから私もついつい大声になる~


「ウルセー!!!!!」

って言ってしまったんです。今朝の長男とのケンカで・・・・。
窓は全開。長男は急いで閉めに行き、「まったくお母さんのせいで恥かいちゃったよ!」「だれがこれだけ怒らせたのよ!」

本当はですね、「うるさい!」っていうつもりだったんでございますのよ。
ええ、わたくし、そんな汚い言葉をつかいませんわ。

ええ、「ごくせん」とか「ルーキーズ」をみていたから影響したとか、本当は地で言っているわけじゃありませんのよ。

ええ、ちょっと口がすべっただけなんですの。 ついヒートアップしてしまって。




長男、遅く来た反抗期、真っ盛り。

「勝手に部屋にはいらないでよ!」
「まったく、どうしてちょっとした時間を見つけちゃ、部屋をかたづけさせようとするんだよ!」
まあ、ここら辺の言葉だったらそうそうおこりませんわよ。まあ、成長の段階だわ。とおもってるわけなんですけど。

「なんだよ!オラァ!」
「だれに向って物いっとんじゃあ!」

「ババアみてぇなこといってんじゃねえよ!」
「でかい口叩くんだったらこの家からでていきな!このチンピラがぁ!」

なんか背景に炎の中の龍が2匹くらいいそうなかんじでしょ。
いつもこんなにヒートアップしませんけど・・・。

でこんなバトルした後でも、しばらくたつと「お母さんごめんなさい。」
「お母さんもひどい事いってごめんね。」これで終わり。
こんなもんなんでしょうかね。親子って。

あ~疲れる~・・・・・。