風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

アフタヌーンコンサート

2006-09-24 21:30:49 | 音楽
今日は久々に会場をかりてのコンサートだった。

前にブログで「舞台が怖い」という題で記事を書いたのだがその時にちょうど受けたコンサートが今日あったのだ。

今日のコンサートは日ごろお世話になっている音楽教室の楽院長で作曲家の先生が「(コンサートに)いい機会だからみんなで一緒にやろうよ」とお声をかけていただいたのがきっかけだった。1部は私達の音楽ボランティアグループでクラッシックを、2部、3部が楽院長先生のピアノとウッドベース奏者のジャズ、ジャズと朗読のコラボレーションという内容だった。

私はバッハの無伴奏ソナタ・パルティータ A minor BWV1013から1番と3番、同じくバッハでフルートソナタ E-flat Major BWV1031から2番の「シチリアーノ」を演奏した。

この曲は高校時代からあっためてきた曲。高校の吹奏楽部はコンクールでいつも上位に入賞した学校だったので、時々どの程度演奏できるのかというテストがあったくらいに熱心な顧問の先生がいた。その課題曲がこれだった。コンサートでは今まで無伴奏の曲を一度もやった事がなかったのでこの曲をいつかやってみたいと思っていたのだ。

今回はなんと一番初めに演奏!
直前まで落ち着いていたのに吹き始めてから変な震えが・・・・。
(あ~まただめなのか・・・・)とあせる。息継ぎがうまくいかなくて苦しい。。。そのうち、ちょっとミスった。(あ~もうだめ!)

そんな事を考えているうちになんかもうやけくそになってしまった。
(間違えたってもういいや!なんとでもなれ!こんちくしょう!)
そうしたら面白いもので何か吹っ切れた。2曲目からはとっても調子が良くなってしまった。あがる事もなく落ち着いてふける。ただ、右手だけが変に震えていた。

終わったら腕がとっても疲れている。後頭部から首すじにかけてつっぱって痛い。緊張のせいで変に力が入っていたようだ。
で、演奏が終わってちょっと落ち込んだ。1曲目のことで。リズムが崩れたとか変な音が出てしまったとか、なんで震えがくるんだろうなーなんて。先生は深みのあるいい音がでていたとほめてくださったが、1曲目の演奏に満足できなかった。パーフェクトに吹きたかったのだ。

でもその後の打ち上げの時、先生がとてもいい話をしてくれた。


*「パーフェクトな演奏が普通だ」とか「こうあるべき」と思ってはいけない事。
*本番は何があるかわからないが、だからやっていて面白いという事。
*お客が気づかないようなミスで悩むか、また、ミスをしてもそれを感じさせないくらい楽しむかの差なのだという事。
*お客受けを狙った曲はお客は喜ばせようとしているんだという理解があっても感動はしない。かえって自分の思い入れがある好きな曲のほうが裸の自分になれるから自分の思いが相手に伝わるという事。
*有名な演奏家の演奏を理想としない。それにとらわれてしまうから。自分の曲作りを目指せばいい。

こういう話をしていて、本当に目からうろこ状態。吹っ切れた。
そういう意味で今日のコンサートはすごくいい勉強になった。

もう悩まない。バッハは難しい。いつも同じ演奏になるとは限らない。きっと今度演奏する時はまた違うバッハになるだろう。もう一度練習して挑戦してみよう。今度はどんなバッハになるか楽しみだ。


七夕コンサート

2006-08-07 22:02:29 | 音楽
今日は隣のF市の交流センターで七夕コンサート。(この辺の七夕は旧暦をつかっているらしい)。

実は2週間前このコンサートに出演予定だったグループの一つがキャンセルになったためピンチヒッターとして私達の音楽ボランティアグループに急遽出演依頼が来たのだった。

このところ音楽ボランティア活動は年に1度の地域コンサートくらい。パートナーだったピアニストとの音楽の方向性の違いやお互いが忙しかったので最近はこうした子供向けコンサートや老人ホームでのコンサートの呼びかけもしていなかった。またそういった演奏依頼もこなかったので今回は久しぶりの子供コンサートとなった。

私の受け持ちは3曲ほど。小学生でも知っているような星にちなんだ曲といえば・・・。

星に願いを」(ディズニーから)、「星の世界」(小学唱歌または讃美歌「いつくしみぶかき」)、これはこじつけだけど、白鳥座にひっかけて「白鳥」(サン・サーンス作曲)

子供と聞いていたので私も他の人も小学生をイメージしていたのだが・・・・ほとんどが幼稚園の年小、年中、年長のおちびさん達がいっぱい!このくらいの子供達だからおしゃべりは仕方がないけど動き回る事もなくみんなお利口さん。

みんな演奏を聴くというよりは参加したいのね。パートナーが私のフルートを指差し、「みんなこの楽器しってる?」というと子供達はくちぐちに「しってる!」と叫ぶ。「短冊にどんなお願い書いたの?」「OOレンジャーになりたい!」と口々に叫ぶのだ。みんな自分のことを知ってもらいたくて、話したくて仕方がないといった感じだった。

こんなかんじなので私も今日は楽しんで演奏する事ができた。この頃の演奏不調に場数を踏むためにもこういう形で演奏の場が与えられたのは感謝だ。しかも話をくれた人は以前から私達の音楽ボランティアを支えてくれる地域コンサートでお世話になった人で、今年になってからこの交流センター勤務になっていたのだった。当初出演予定のグループがキャンセルになった時私達を思い出してくれたのはうれしい限り。人との関わりは不思議なものだなと思う。

コンサートが終わってほっとした。交流センターのおばちゃんが作ってくれた手作りのお饅頭をみんなでいただいた。素朴な味がしてとってもおいしいかった。

久しぶりの音楽ボランティア楽しかったな!






舞台が怖い

2006-07-20 10:28:13 | 音楽
あ~、ここ3日間連続して悪夢をみている。寝不足。
この頃、考えている事。気がめいっている原因のひとつ。
人前で演奏することが怖い・・・。

フルートを始めてから、学校の演奏会で、発表会で、、老人ホームで、教会のクリスマス祝会で、地域コンサートでと様々な場が与えられて楽器を吹いてきているのだけれど・・・。最近妙にあがってしまうのである。心臓ばくばくだし、唇が震える、音が震える、手が震える、のどがしまる、高音がでない。前回のコンサートで最初の曲が微妙だった・・・・というかまずかった。もろ音が震えてるのがわかったから。結果、お客さんのアンケートを見てかなり落ち込んだ。お客は正直だからね。要するに聞かせる演奏ができてない。

昔、友人に「あがるのは練習不足」といわれたことがある。また、ある友人は「場数をこなせばあがらなくなる」という。また「音が震えるのは腹筋のせい」だとも。練習不足なのか、場数が少ないのか。それからこれらの事に気をつけるようにしてたのだが、練習してリハーサルまではばっちりという時も本番で撃沈。ホールも小さくて何回も使ったことのあるホールなのに。初めて演奏するみたいになってしまうのはなぜなのか・・・。う~ん。前にもまして、舞台にたつ事が怖くなってしまった。

どうにもこうにもすっかり落ち込んでしまっていて、もうコンサート出るのやめようかななどと考えていた。そんな時、9月にコンサートを一緒にどう?という話が来た。どうしようか。自信がない。やめようか。逃げることはできるけど、逃げたくはない。・・・でも、本当は演奏したい。

結局、この話を受ける事に。さて、打ち合わせはもうすぐ。どうなる・・・。
やっぱり、練習するしかない。まずはロングトーンから・・・。

Poetry Of Japan

2006-07-18 15:16:05 | 音楽
気がめいる。だるくて何にもしたくない。このところこんな気分を引きずってしまっている。

そこで気分転換。ジャズトランペッター大野俊三氏の「Poetry of Japan」を聞いている。このアルバムは日本の叙情歌が元になっている。

1.椰子の実      6・ふるさと
2.荒城の月      7.赤とんぼ
3.花         8.母さんの歌
4.この道       9.母
5.森が崎海岸    10. 月の砂漠

これらの曲がすべてジャズとして流れてくるのである。ものすご~くかっこいい!私のお勧めは「母さんの歌」。あの親しみのあるメロディーははっきり聞こえてくるのにもう叙情歌ではなく、「何のジャズの曲?」というように最初からジャズにしか聴こえない。アレンジはヘンリー・レイ&甲斐正人。アレンジしやすい曲調というのもあるだろうし、アレンジがすばらしいというのもある、そしてもともとの曲の持つ力というのもあるだろう。まったく違った「母さんの歌」を聞いてみて。

大野俊三さんはすごい人だなと思う。いつだったかビートたけしの番組「アンビリーバボー」でこの人の特集をしていた。その中で大野さんが交通事故で唇を切り、前歯を折るなどのトランペッターとしては致命的な危機に陥り、その後も扁桃がんの末期で手術するなど、強靭な精神力で見事困難をのりこえたのだった。

一時は放射線治療の副作用で食事もとれず衰弱していた大野さんに尊敬するサックス奏者ウエイン・ショーターからカーネギーホールでおこなわれるコンサートに出演依頼される。それが大きな励ましとなり、絶対安静だったにもかかわらず激痛に耐えながら、カーネギーホールに立ったという。

そんな大野さんの生演奏を聞けたのは次男が通っていたニューヨーク日本人学校でのことだった。よく日本の学校で、新学期になるとPTAの役員各部、文化部、厚生部、広報部があるが、ニューヨーク日本人学校でもそれは同じだった。大野さんのコンサートはこの文化部が主催だった。普通はこういった催しは保護者向けなのだが、ビッグアーティストの演奏を是非子供達にもということで保護者&中学生生徒に向けてこのコンサートが持たれたのだった。なんて贅沢な・・・・しかも日本人学校限定・・・。

コンサートでは大野さんの力強い音が響いた。上記の内容の曲からスタンダードジャズまでその音に魅了された。なんというか心を揺さぶられるような音。この人が困難を通して生み出してきた音なのか。

私はクリスチャンなので苦しみや困難があるとき神様のご計画の中でこうなったのだと思う。もちろん、そんな物分りが良いわけではないので「どうしてですか?」と泣きながら祈ることはよくあるが・・・・。

聖書にこんな言葉がある。
「わたしはあなたがたのためにたてている計画をよく知っているからだー主の御告げ。-それは災いではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。(旧約:エレミヤ記29章11節)

この方にはどんなご計画があるのだろう。大野さんの力強い演奏を聞きながら、そんな事を思った。もちろんこれは私の勝手な思いだ。

その次の年に私は文化部部長になってしまった・・。しかもその年の夏にはすぐに帰国。帰国直前に大野さんから自宅に電話があった。

「昨年コンサートをさせていただいた、ジャズトランペッターの大野俊三と申しますが・・・。」
「!!!(ええ~!!何で大野さんからうちに電話が来るの?!)」

一瞬ものすごくあせったが、私が文化部長だったのマンハッタンでのライブの宣伝のチラシを日本人学校生徒&保護者に配ってほしいという依頼だったのだ。帰国が近かったので申し訳なかったがもうひとりの文化部長さんにその件はお願いして私がお役に立てることはなかった。

大野さん声を聞いただけだったが、へりくだった、とてもやさしげで誠実な印象を受けた。(文化部長も役得だなぁ・・・。)

「Poetry of Japan」、今日はこれで3回目。今日も大野さんの演奏からパワーをいただいた。



それは達也がかわいそうかも・・・。

2006-07-12 18:04:01 | 音楽
ゴスペルシンガー塩谷達也の2枚組みアルバム「琴音」を聞いている。彼の信仰を表す「祈り歌」と「日々の歌」。どちらもいいな・・・。興味のある人はブックマークから達也のサイト:Hush Harborに入ってね。(試聴できるよ。)

私は普段は器楽曲ばかりで「歌」はあまりきかないのだけど、達也の歌を初めてナマで聞いた時、人間の声って神様から与えられた最高の楽器なんだと思った。それだけ声としての表現力があって、全身に鳥肌がたってしまったのだった。

とてもいい気分できいているのだけど、どこからともなく・・・・
「イナバウア~
「?」
達也の歌と共に次男と長男がおかしくて仕方がないといったように大笑いしながら、「イナバウア~」。

どうやら歌詞の「in-a my heart」部分が「イナバウア~」と聞こえるらしい。

塩谷達也氏の名誉のために・・・何でもアメリカ留学中、アジア人でこんなにゴスペルをうまく歌う人は初めてだと言わしめたほどの実力のもちぬしなのだ。だから決して発音が悪いわけではない・・・。

それにこの歌はTraditional Spiritualでいい歌なんだよ~。「Lord, I want to be a Christian in-a my heart」(主よ、私は魂の中で真のクリスチャンになりたいのです。)という意味なのにさ~。

長男と次男はこの部分になると必ず「イナバウア~」と歌いだすのである。
もう、ほんとに、君達!やめなさい!

ああ、私の頭の中でもだんだんとイナバウア~効果が・・・。

Lord, I want to be a Christian, イナバウア~


おお、ひばり!

2006-06-25 16:50:03 | 音楽
日曜日、いつも家族で礼拝にいく。今日は私が打ち合わせがあったのでだんなと子供は先に帰り、私だけが残ったのだった。その教会の帰り道、久しぶりに独りで歩いて家に帰った。いつもは車ですぐだけど、30分、畑を通り、わざわざ遠回りの雑木林を通っていく。

雑木林を通るのは好きだ。今日は暑くない上に涼しい風が吹いている。そういうときに木がざわざわしていたり、野鳥のさえずりを楽しみながら歩くのが好き。スズメ、オナガ、シジュウカラ、ドバト、ヒヨドリ、この林ではそんな鳥が見られる。

雑木林をぬけると畑にでる。どこからともなく「ピチピチピチ」と甲高くにぎやかなさえずりが聞こえてきた。ひばりだ。ひばりのさえずりは特に好き。見ると近くの畑から飛び立ったところでどんどん天高く上っていく。そんな姿を見ているとこの曲を思い出した。

メンデルスゾーンの「ひばりの歌」。合唱曲「おお、ひばり」で有名である。私がその曲を知ったのは。昔の古いドラマからだった。

確か「おお、ひばり!」という題名の学園ドラマで主演が北大路欣也、あの「笑点」の座布団運びで有名な山田隆夫が学生役で出ていたと思う。そのドラマでいつも歌われていたのが合唱曲「おお、ひばり」だったのだ。その時からずっとこの歌が気に入っている。

合唱曲の歌詞はあの童謡「ふるさと」の高野辰之の作詞によるもの。

おお、ひばり、高くまた
かろくなにをか歌う
天の恵み、地の栄え
そをたたえて歌う
そをことほぎ歌う

この歌詞にあるように、天に向って一生懸命羽ばたいているところやさえずっているところを見ると、天にまします我らの父(創造主)を賛美しているように見えてしまうのである。

かわいらしく小さな体なのになんて力強いさえずりだろう。ひばりがさえずり始める季節になるとついこの曲をくちずさんでしまうのだ。


地域コンサート

2006-03-05 14:02:40 | 音楽
音楽ボランティア仲間との地域無料コンサートが無事終了~!
たくさんの人々の働きと祈りがあって支えられていたことを実感している。

祈ってくださった教会の方々、チラシ、ポスターを作ってくださった公民館の方々、受付をしてくださった方々、音響、照明を担当してくださった方、「がんばってください」と差し入れをしてくださった方、ともにコンサートを企画し、音楽を作っていってくださった方々、コンサートを聴きに来てくださった方々。すべての人に感謝している。

この場を借りて・・・・皆さんありがとうございました~!!!

疲れた・・。演奏のほうは・・・・1部は緊張して・・・う~ん微妙だったね。2部は良かったけど。

私がどうしてもやりたかった「君は愛されるため生まれた」の朗読&演奏。神様の恵みによって生かされ、神様は私たち1人1人を大事に愛してくれていること歌った歌だ。その愛をしってほしい。その命を大事にしてほしい。聞いていた方々にこのメッセージが届いたかなぁ。

まず企画の段階でこの曲を入れることができるかどうかとても不安だった。なぜなら、音楽仲間は私以外はノンクリスチャンだからだ。この曲はゴスペルである。神様の愛がテーマだ。中にはそういうキリスト教的なものは・・・という人がいるのではないかと思ったからだった。

しかし、私の心配をよそに、この曲が受け入れてもらえて、朗読というスタイルをアドヴァイスしていただき、その上、お世話になっている作曲家の先生が朗読を効果的に聞かせる方法まで伝授してくださったりと、当初の私の想像をはるかに超えた展開となった。本当に不思議な気がした。

そして、実はコンサートの2日前に急性の副鼻腔炎になってしまい、発熱、顔の左半分が痛かったのだ。熱はすぐに収まり、前日のリハーサルもコンサート本番も休まずにすんだ。

しかし、コンサート終了後には一時的に治まっていた痛みがひどくなり、また口の中に口内炎が2つもできて痛い。おまけに家に帰り着くなり吐き戻してしまった。お腹もこわしたし、今日は頭痛だ。

本当に、健康面でも音楽面でも主にあって守られていたのを実感した。感謝である。





森祐理さんとお話してしまったぁ!

2006-02-22 16:57:09 | 音楽
ああ、もう、どうしよっ!!
クリスチャンアーティストの森祐理さんと直接お話してしまいましたぁ!きゃぁ~!

事の経緯はこうである。
私は3月4日に音楽ボランティア仲間と共に地域の毎年恒例無料コンサートを予定している。今回「君は愛されるため生まれた」をどうしてもフルートで演奏したい。歌詞がホントにいい!(歌詞は過去ログみてね~。)

イ・ミンソプさん作詞の日本語訳歌詞もいいが、先日クリスチャン系のTV番組を見ていたら森祐理さんが「君は愛される・・・」を歌っていたのだが、私の知っている歌詞とは違う。そして、これまたすごくその歌詞が良かったのだ!!



君は愛されるため生まれた。君の生涯は愛で満ちている。

永遠に続く愛はいつでも、悲しみ癒しなぐさめる。
ありのままの君の笑顔、どれほど大きな喜びでしょう。
君は愛されるため生まれた。今もその愛受けている。

君は愛されるため生まれた。君の生涯は愛で満ちている。

何のために生きるのでなく何かするため生かされている。
誰のために生きるのでなく愛されるため生かされている。

君は愛されるため生まれた。君の生涯は愛で満ちている。

いい歌詞だなぁ。本当に神様によって愛され、生かされていることがわかる・・。が、この曲はゴスペルなのでその歌詞のメッセージを歌わずしてどう伝えようかと考えていた。ある音楽仲間(なんとその人はお坊さん!)が「フルート演奏の中に朗読を入れたらいいじゃない」とナイスな提案をしてくださった。(感謝!)

そしてこの歌詞が森祐理さん作詞のものであるのなら、無料コンサートだが、その中の朗読に使って良いものかどうかとその確認に音楽事務所に電話を入れたのだった。

音楽事務所に働く方がでるのだろうと思っていたのだが・・あれれ・・電話の向こうのこの鈴のなるような声の持ち主・・・もしかして・・・もしかしてこの声は・・・ご本人様だー!!

森祐理さんは快くご承諾くださり、ご親切にもコンサートのためにお祈りしてくださるとまで・・・もう感激です!!。(失礼がなかったかしら・・)

一日中顔が緩みっぱなしでしたぁ~

達也、最高!

2006-01-17 14:45:51 | 音楽
塩屋達也のゴスペルがすごい!
「日々のうた」「祈りうた」の二枚組みCD,初のソロアルバム「琴音」をだしている。(まだ買ってないけど絶対買う!)

はじめて彼の歌を聞いたのはおととしの秋。東久留米市のクリスチャンアカデミーでひらかれる「コーヒーアワー」でのことだった。

達也の声を聞いたとたん、全身に鳥肌が立った。「Deep River」「アタラシイウタ」他4曲を歌ったと思うが、「すごい!」もうそれしか言いようがない。人並みはずれた声量、とても日本人とは思えない英語の発音、表現力がすごいだけじゃなく彼の中にある「伝えたい何か」がつぎつぎ溢れ出しているようだった。

私のお気に入りは「アタラシイウタ」。

旧約聖書詩篇96篇「新しい歌を主に向かって歌え」と言う御言葉を思い出す。新しい歌とはキリストの死、復活、贖罪を信じて新しくされた者が新しくしてくださった方に対しての賛美と感謝、願いの歌である」と何かの本に書いてあった。

彼の書いた「ゴスペルの本」(YAMAHA)にキリスト教の歴史に反発していた彼が、後にクリスチャンになることが書いてある。

キリストにあって新しくされた時、喜びで満たされ、自然に賛美したくなってくる。それが彼の場合、アタラシイウタとなって愛や感謝や喜びまたは願いとなって溢れ出していたのだと思う。

彼のサイトHushharborで視聴できるし、歌詞も見られるよ。

歌詞も曲もいいから感動して泣けてくる・・・。
もう、ホント、達也の声に惚れました!




たとえ一つの音さえも・・・

2005-12-17 01:01:56 | 音楽
演奏本番が近づいている!!

最初は24日、音楽教室の発表会で教会で生徒さんとのデュエットし、ビオラの先生とのデュエット。曲はバッハの平均率クラビィア曲集から2曲。3連譜がかなり出てくる曲でビオラとの掛け合いが難しい上に息継ぎのタイミングを崩すとかなりきつい。今から緊張している。怖いよぉ~。

その次の日25日クリスマス礼拝後の祝会ではフルートで讃美がある。この時はフルートデュエットとフルートトリオ、2本のフルートとピアノでそれぞれ演奏する。

曲は聖歌129番「御使いのたたえ歌う(グリーンスリーブス)」、
  讃美歌111番「神の御子はこよいしも」
私の愛するフォーレの曲「ラシーヌ讃歌」だ。」

「ラシーヌ讃歌は」モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」に崇高な曲の感じが似ている。もともと合唱曲だが、今回はフルートデュエットで美しいピアノの伴奏が入る。親しみやすいメロディーだが演奏の表現となると難しい。また高音域を結構使うのでこの曲は最後にした。そうじゃないと息切れしてもたないのだ。

音楽ってすごいと思う。5線譜上の1つの1つの音符から美しいメロディーやハーモニーが生まれてくるのだから。その知恵を与えられるのも神様。だから一つ一つの音を大事に吹きたい。たとえ1つの音さえも吹き方によっていろんな表現ができるからね。1つの音さえ、それはもう音楽だ。

私は楽器を奏でて神に讃美をささげる讃美者である。

感謝しつつ、祈りつつ、神様から与えられた音楽を、与えられた楽器で1つ1つの音を慈しみながら奏でていきたい。私たちの主イエス・キリストが生まれたことをお祝いするこのクリスマスに。

・・・だけど・・・上がりしょうなんだょ・・・・私。