風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

もんじゃでデート!

2009-07-19 22:20:40 | お出かけ・旅行記
先生のリサイタルの帰りにダンナと月島へ行った。月島は以前ブログ記事(カテゴリーのお気に入りの場所をクリックして「月島界隈」の記事をみつけてね。)で紹介したようにもんじゃ焼の店がずらっと並ぶもんじゃストリートがあるのだ。

下町っ子だったダンナ。ここのもんじゃを一度食べさせてあげたかった。

前来た時は昼間だったのでほとんどのお店がまだ準備中だったが、夜とあってもんじゃストリートにたくさんの店が盛っていた。今までなかったような真新しい今風のおしゃれなのもんじゃのお店がたくさんあった。なんかイメージちがうし・・・。

私たちは月島3番街あたりの「たんぽぽ」に。ここは依然母と一緒に来たことがあった店。何と店の中はたくさんの人で盛り上がっていた。それも地元の人たちみたいで家族連れが多かったな。あきらめかけていたところ店のお姉さんが出てきて2階へ案内してくれた。

今回もたんぽぽスペシャルを頼んだ。これはおいしいのだけど今回のお勧めはこれだ!「明太子、もち、チーズのもんじゃ」これはおいしい。もちがのどに引っ掛かりそうになるのが玉にきず。味噌、コーン、バター、しゃけなどが入った「北海」もおいしいよ。

が、しか~し、ダンナはここでも奉行になる。。。早く具で土手を作って!とかうるさいったら!もんじゃ焼きで育ったとか言うから全部作ってくれるかと思ったのに!

それにダンナめ、もんじゃだとビールがおいしいとか何とか言ってずいぶん飲んでたぞ!泥酔したらどうしようかと思ったよ。

ダンナは北千住の生まれ。金八先生のロケで使われたところで育った。ダンナの子供時代は駄菓子屋の店先でもんじゃをおやつ代わりに食べていたのだそうだ。そのころのもんじゃはキャベツ、小麦粉、ソース、水、の材料だけだったそうで子供たちの小遣いでも十分たべられたんだって。その頃のもんじゃは30円くらいなんだって。私の育った所では駄菓子屋はあったけどもんじゃはたべられなかったな。

今となってはもんじゃ焼もずいぶん格が上がったようだ。たくさんの具が入って大体が1000円前後。
ダンナは「邪道だ。」なんて言いながらおいしそうにほうばっていた。


今度は子供たちも連れて行ってあげようかな。

先生のリサイタル

2009-07-19 21:20:02 | 音楽
土曜日、フルートの師である紫園香先生のリサイタルが東京文化会館小ホールであった。上野は旦那とよく美術鑑賞デートするところだけど、久しぶりの音楽コンサートとあってたのしみだったのだ。ピンクのバラの花束を携えて行きました。


プログラム

フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタロ短調BWV1030(J.S.Bach)


やっぱりバッハはいいな。耳になじみのある曲だがほかのソナタより私には難易度が高いと思う。先生の吹くときよい清水が流れているようなイメージが浮かぶ。



フルートとピアノのためのソナタ第2番「1楽章形式」(川崎優)

川崎優さんは紫園先生の恩師であられるということだ。フルートの低音、ピアノとの絶妙な掛け合い。これもまた難しそう。このコンサートの中で一番この曲がよかったな。演奏が終わって先生がお辞儀をし、手で客席後方の方に敬意を払った。川崎さんがいらっしゃったのだ。



フルートとクラリネット、ピアノのためのソナタ作品11(M.Emmanuel)


ユーオーディア主宰者でもあるクラリネット奏者の柳瀬洋先生がご一緒された。なんだかかわいらしい曲。ほかの楽器が入ると楽器同士が会話しているようで面白い。エマヌエルの作品は聞いたことがなかったがこれは素敵なソナタだった。


フルートとクラリネットのためのショーロ第2番(H.Villa-Lobos)


作曲者の代表作にブラジル風バッハがある。この曲は3か月くらい前にクラッシックスペシャルで聞いてすぐに虜になってしまった曲。その作曲者の曲だったからとても期待した。フルートとクラリネットの掛け合いが交互に主旋律から伴奏になったりとあっという間に終わった楽しい作品だった。


ソナタ イ長調(C.Franck)


この曲は大好き!元はバイオリンソナタ。これは依然ラジオでランパルの演奏を聞いて私も演奏してみたいと思ってわざわざ楽譜を取り寄せてもらったことがあった。その時の曲の編集者はランパルだったが先生もその楽譜をつかっていたのだろうか。

夢の中にいるようなメロディーの1楽章。情熱的な2楽章。神秘的な3楽章。4楽章は非常に明るく、美しい、希望に満ち溢れているようなメロディー。今のところ1,2楽章を吹いたことはあるが3,4は難しいな。 早くこの曲を全曲吹けるようになりたいな。


先生の演奏を聴いてただただすごいなと思うばかり。この人にフルートが習えることを神様に感謝した。