風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

猫たちの日常

2010-08-26 10:56:24 | 我が愛猫たち
我が家の猫にとって、家は絶対的に安心できる場所らしい。家猫だからあたりまえなんだけど。

いつもは窓辺に佇んで外を見ていたり(写真はアルバさん、太いしっぽがとても素敵!)



ベランダでゴロゴロしたり(写真はマロンさん)




こんなところに寝ていたり。

箪笥の上にはマロンさん。

キーボードのカバーの垂れさがった部分をハンモックのように使うアルバ。

2匹とも思い思いに過ごしている。

先日家族旅行に行った時は動物病院にあずけたのだった。

かわいそうなことをした。アルバもマロンも大嫌いなお医者のところで2日間檻に入れられっぱなしだったんだから。猫は家に置いておいたほうがよいというが、さすがにこの猛暑では心配になったので、やむなく動物病院で預かってもらったのだ。


一泊旅行から帰ってきた日は運悪く動物病院が休みで次のにダンナに迎えに行ってもらった。
かわいそうにアルバもマロンも緊張していたためかご飯を全く食べていなかったという。

アルバに至っては先生にことごとく威嚇し、怖がった若い女の先生に頼まれて主人がオリまで言って連れてきたほど。普段はダンナを冷ややかに見ていたアルバもこの時は目をまん丸くしておとなしくダンナに従ったのだそうだ。かわいそうなことをしたな。

猫はやっぱり家がいちばんみたいだね。


夏の旅

2010-08-26 00:25:46 | Weblog
今年は家族で1泊旅行することができた。(もう2週間前のこと)

群馬県の宝川温泉。

本当は母を一緒に連れて行きたかったなぁ。
初めは福島県の温泉に母も含めて予約をいれていたんだけどね。
この暑さのため体力に自信が持てないのと車酔いを心配していて、医者の「おとなしく家にいたほうがよい」の一言で母はやめたのだった。

その後一緒に行こうよコールを何度も送ったのだが…。そんなに外を観光するわけでもないし、車で移動なので大丈夫だと思ったのだが母はやめておくの一点張り。…医者の一言がちょっとうらめしかった。

さてさて、途中の群馬の田舎の風景は私にとっては懐かしい。
幼少の頃、夏になると必ず、叔父のいる母の実家に預けられたものだ。町の風景はどこも群馬の田舎に通じるものがあり、夏草の匂いはその頃を思い出させた。


宝川温泉に行く手前に水上温泉郷があり、その先にはダムがたくさんある。だから水上名物でにダムカレー(750円)というのがあるのだ。昼食に食べたけど、ご飯の壁がカレーをせき止めているといった感じ。中のニンジンは魚という凝りよう。雑誌にも載っていてダムカレーはお店によって味が違うのでその店、その店の味が楽しめるとか書いてあったな。

感想は・・・・・おいしいですよ。カレーだし。。う~ん…でもお店の味をくらべるために毎回食べたいとは思わないかな~。

写真は途中で寄ったウラミの滝。



この名前を聴いたとき思わず長男と私、顔を見合わせた。「ウラミ…恨み?え~怖そう」なんか怖い物語があるのか?!

でもね。これは「恨み」ではなくて「裏見の滝」。日本武尊が雨乞いをしたという伝説があるんだって。昔は滝の裏からも見られたらしい。

ダム湖にも寄ったよ。ここは奈良俣ダム乃「ならまた湖」。




宝川温泉といえば混浴の露天ぶろで有名だ。露天ぶろに入る時は男も女もタオル着用。きれいな渓谷沿いに露天ぶろが4つあって風情がよい。昼は日帰りのお客さんも入りに来るけど夜は旅館のお客さんだけなのでそんなに人はいない。

しかし、この旅館の持ち主、よほど仏教に信仰が深いのかいたるところに仏像が置いてある。食堂には厨子のようなものまであった。しかも旅館の部屋の名前が全部、仏様関連の名前。

旅館の写真を撮ってくれば良かったなぁ。「千と千尋の神隠し」の油屋見たいのな風情のある建物だった。こういう日本家屋を見たことがない長男は特に喜んでいた。


露天風呂を堪能した次の日は谷川岳ロープウェイ&リフトで山頂へ。山頂は谷川岳連峰が雲に消え隠れして、素晴らしい景色。自然はとても雄大で美しい。長男は植物の植生などをレクチャーしてくれた。動物好きの次男はダム資料館で見たオコジョがすむという山の頂を探していた。山頂の風はきもちがよかった。

谷川岳を後にしてこの近くの上越線「土合駅」へ。駅の前に「日本一のモグラ駅」と掲げてあった。    この下りホーム、ホームに出るまで10分かかる。486段という長いトンネルを下って地下のホームに行くのだそうだ。駅舎と下りホームの間は70mも差があるんだって。「鉄」のダンナと長男へ下りホームへ。「へたれ」の私と次男は残った。だって下っていくということは486段の階段を10分かけて登って帰ってくるってことじゃない。

私たちはこの田舎の駅の風景を楽しんだ。上りのホームへ行く途中の通路。(アブがいっぱいいた!)

 

しばらくして、汗だくだくのダンナと長男が戻ってきた。さすがに疲れたらしい。

そして、月夜野にびーどろパークがあるというので行ってみた。長男が見つけてくれたのだ。「お母さん、ガラス好きでしょ。」といって。

そうなのだ。私はガラスが大好き。家にはちょっとした(決して高価なものではない)ガラス食器コレクションがある。

月夜野びーどろパークはガラス工房や美術館、食器や工芸品などの販売店があってずっとここで過ごしたいと思ったほど、残念ながら美術館とお店だけでガラスをつくっているところはみられなかった。

かわいいガラスの器だらけだったけど、私が持っているものが多数あったので隣の小物のガラス売場でガラスの虎猫を買った。だってアルバそっくりだったんだもの。

あ~、ここにはまた行きたい。一日中でもいたい。



旅の終わりは沼田市の吹き割りの滝へ。

吹き割り渓谷のなかにある。


ほら、これが吹き割りの滝だよ。



川の流れが岩を削って丸いくぼみがたくさんあった。その中にこんな風に地盤が突然割れたように滝があるのだ。

 

まるで象の足みたいな岩壁。勝手に名付けて、「象足海岸」。(なんのこっちゃ!)

綺麗な景色、奇妙な岩群。なかには人の顔が大きな口をあけて、まるであのスクリームそっくりの(はんにゃ岩)という岩がある。気持ちが悪いから一度写真に撮ったけど消しちゃった。本当に妖怪みたいだった。



この滝は「鱒飛の滝」。先日ニュースでこの滝に近づきすぎて転落し、亡くなった方のことをはなしていたそうだ。

そういえばこの滝も吹き割りの滝もロープを張っているわけではなく手つかずの自然のままなのだ。だから転落事故がおおいそうだ。この付近は岩盤なのでそういうことができないんだろうな。それに天然記念物だし。いたるところに救命用具が備わっていた。

滝はいいね。滝に近づきたくなる気持ちは分かる。この写真撮った時もおそるおそるだもの。


今回は1泊旅行だけどとても中身の濃い旅行だった。やっぱり家族旅行はたのしいね。