風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

N姉の告別式

2016-12-17 11:13:36 | Weblog
12月なかば、教会のN姉が天に召されました。

N姉との出会いは私たち家族がアメリカから帰国して間もなかった頃でした。初めて集った教会でニコニコととびきりの笑顔で話しかけてくれたのがN姉だったのです。
N姉とは教会堂のそうじを一緒にすることが多く、いろんなことを話しました。ある時はN姉が一足早くきて掃除を1人で終わらせてしまい、「もう終わったちゃったからやんなくていいよ!」と茶目っ気たっぷりにいうのです。
私が教会で時々フルートを吹く時も 緊張している私をいつもニコニコと見守ってくださる、そんなN姉が、私は大好きでした。

そんなN姉の余命が少ないと知ったのは9月。その頃は身体の調子もかなり辛かったに違いありません。そんな中でも礼拝にはできるだけ出席し、良く笑い、語り合い、礼拝の説教は真剣に聞いていました。入院してからも自分の事よりも人のことを気にかけ、笑顔をわすれないのです。
告別式は私達の小さな教会でおこないました。ご遺族の中には全く教会に足を運んだことがない方もおられます。告別式ではキリストにある希望が語られ、N姉の思い出をご家族の方、教会員有志が語りました。N姉はその生涯をかけてご家族にキリストにある希望を伝えたのだと思います。今日のメッセージで語られたことがご家族の心の中でいつの日か芽吹きますように!

しばらくは寂しくなりますが、また天でお会いしましょうね。