徒然なるままに 平和と音楽を求めて

平和憲法のもと日本は戦争しない国として、いろんな国の国民から賞賛されてきた。この日本が戦争する国に変質しようとしている。

本間ひろむの「ピアニストの名盤」

2011-08-26 | 読書

 2004年の発行された「ピアニストの名盤」

 

 次のような章建て、これだけでも面白そう。

第1章 伝説のピアニストたち

第2章 ショパン弾きの系譜

第3章 バッハを弾くピアニストたち

第4章 モーツァルトを弾くピアニストたち

第5章 ベートーヴェンを弾くピアニストたち

第6章 ブラ―ムスを弾くピアニストたち

第7章 ロシアン・ピアニズムの系譜

第8章 フレンチ・ピアニズムの伝承者

第9章 世界の個性派ピアニスト

第10章 日本人ピアニストたち

第11章 天才ピアニストの系譜

第12章 21世紀のヴィルトォーゾ

 

「ピアニストの梯剛之はコルトーの音色に魅せられピアノを弾き始めた。」と、第1章は、アルフレッド・コルトー。

第2章では、「『私たち審査員の中で、彼ほどうまく弾くことができるピアニストがいるだろうか』これはポリーニが60年のショパン・コンクールで審査委員の満場一致の優勝に輝いた際、審査委員長だったルービンシュタインが漏らした言葉である。」

第10章では、「日本でピアニストといえば、最初に中村紘子の名前が出てくる。」と、クラシックのコンサートで地方のホールを常時満員にできるのは中村しかいないと明言。

 儚くも美しい音色で弾くモーツァルト、さらには作曲者の世界観を聴く者の前に提示してみせるシューベルトと、内田はひと握りのピアニストしか到達しえなかった境地にいる。」と内田光子について語る。

 橋アキの「原点を知るにはやはり武満作品。」と。

 50人のピアニストについて、初心者向けにわかりやすい言葉で語る。

 

 


自然豊かな野川

小金井市東町の南側を流れる野川。 国分寺崖線のはけの道に沿って。