面白い本があった「20代、コネなしが 市議会議員になる方法」
ダイヤモンド社発行 2010.9.30 佐藤大吾 著 NPOドットジェイピー 協力
若い人が市議会議員選挙に挑戦して当選するにはどうするかを書いているが、若い人だけでなく、選挙でやるべき当然のことを述べている。
だが、この当然のことをやるのがたいへん。
選挙に出る決意をしたら、何をやるべきか、著者の記すところを紹介します。
① 「自分の政策を作る。立候補の動機をストレートに!」
「なんで立候補したの?」という声に、ズバッと答えられなくてはいけない。
② 「キャッチコピーを考えよう!」
わかりやすさが大事。「ああ、あの人ね!」と覚えてもらう
③ 「あなたの“分身” ビラ・チラシを刷る
ビラ、チラシ、パンフレットは、有権者に自分の名前と政策を伝えてくれる“分身”です。
受け取ってもらえないのは当たり前、目の前で捨てられてもくじけてはいけません。
思わず手にとってみたくなる素敵なデザイン、一度目にしたら忘れられないキャッチコピー暑い想いを伝えるメッセージ・・・、工夫できることはいろいろあります。
④ 「『いつもの時間、いつもの場所に、いつもの顔』で 効果的なアピールを」
毎日欠かさず実践してほしいのが、駅前に立って政策を語ったり、挨拶をしながらチラシを配る「朝立ち&夕立ち」です。
⑤ 「これで当落が決まる?! 高架絶大『挨拶回り』」
「これをやったら当選する/やらなかったら落選する」といってもいいほど、重要な活動が「挨拶回り」です。
⑥ 「5人集まってくれるなら十分! ミニ集会にどんどん参加しよう」
自分を知ってもらうことが最大の目的ですから、集う理由は奥様方のお茶会でも仲間内の飲み会でもなんでもOK。
⑦ 「3回見れば覚えてくれる。コンビネーションを活用しよう」
チラシ配り、ポスティング、ポスター貼り、朝立ち&夕立ち、挨拶回り、ミニ集会・・・。こうした活動は、どれをyaru/どれをやらないではなく、すべてを同時にやることで相乗効果を発揮します。
⑧ 「後援会とはファンクラブ。あなたを応援する会を作ろう。」
⑨ 「名簿は選挙の宝物。全力かつ効率よく、しっかり集めよう」
ミニ集会やイベントに参加して知り合った人とのつながりは、その場限りで終わりにしては行けません。
●氏名(ふりがな)、●住所、●電話番号、●メールアドレス、●その人を知った経緯、●日付などをきちんと整理して「名簿」を作ります。
同窓会名簿、家族や、仲間に協力を頼んで貸してもらう。
必ずパソコンで管理してください。
⑩ 「選挙はチーム対抗戦。本気の仲間を集めよう!」
仲間が増えることは、すなわち自分の“分身”が増えることなのです。
⑪ ホームページは絶対必要。若手候補が今どき、ホームページがないなんてありえません。
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都内の図書館のほとんどで所蔵しているようです。下記は検索した全ての市区内のいずれかにありました。
中央区立図書館(日本橋)
千代田区立図書館(昌平)
港区立図書館(みなと)
品川区立図書館(五反田)
三鷹市立図書館(駅前・東部)
小金井市立図書館(本館)
武蔵野市立図書館(中央)
新宿区立図書館(四谷・中町)
杉並区立図書館(宮前・阿佐谷・高井戸)
目黒区立図書館(守屋)
文京区立図書館(本郷)