東京新聞12月30日の社説で、安倍首相の国民無視の政治に警告を発しています。落語の「芝浜」を引いて、浪費しようとする夫をたしなめて、立ちなおさせた賢妻に国民がなれと、呼びかけています。
そうだととの思いです。国民が行動を起こさなければ、食い止められない安倍首相の暴走。
「東京新聞」2014.12.30『社説』から
年の瀬、酔うといえば、落語の人情話「芝浜」が思い浮かびます。早朝の芝浜で大金入りの財布を拾った魚屋の主人は、もう働かなくていいと大酒を飲んで寝てしまう。女房は夫に内緒で財布を届け出、夫には「夢を見たんだろ」と諭す。心を入れ替え、真人間へと立ち直った夫に、妻は謝って真実を打ち明ける…。
◆国民こそが賢妻たれ
いうなればバブルに酔って自分を見失った夫を、機転の利く妻がたしなめたわけです。株高だけで実体経済を好転できないアベノミクスを「この道しかない」と繰り返すばかりの首相-。ここは国民が賢妻となって夢から覚めさせるしかないと思います。