2013年元旦、夜明け前に高尾山に。
稲荷山コースを登り始めてから、灯りなしに登ることに気づくが、前に登る人の灯りを頼りに登り始める。途中の見晴らしで、ようやく空がしらみ始める。暗い登り道を岩や木の根を避けながら歩く。
頂上は、たくさんの人出。富士山はばっちり。が、太陽は雲の中、しばらく待って初日の出を拝む。
家から、この高尾山頂上まで2時間ちょうどの距離。こんな近くにこれだけの自然と風景。この自然を破壊し続けているというのも、不思議。
12年間続いた高尾山天狗裁判、昨年7月19日に東京高裁で、工事の中止を求める訴えを認めない判決。それでも、従来の判決に比べて前進した面があると弁護団団長の鈴木尭博弁護士は、費用便益比の国の主張を批判したことと、「景観への影響は少ない」とする国側の意見は正しくないとしたことを指摘しています。これは、これからも、環境破壊とのたたかいの重要性を裏付けるものです。
そのあと、高尾山薬王院に参拝。琵琶滝コースを降りていく。
高尾山入口では、日本共産党の国会議員、都議会議員や今年の参議院議員選挙の候補者がズラリ「政治を変えて、平和な日本を」と呼びかけ。
夜明け前の稲荷山コース
稲荷山コースの途中、雲の切れ目から
高尾山頂から富士山を望む
山頂から初日の出
高尾山登り口で共産党の議員団