昨年の夏からピアノを始めた70代の生徒さん。
毎月クラシックコンサートに出掛けられ、しかも毎月2~3回は聴きに行かれています。
完璧に私より生のコンサートを聴いていらっしゃいます。
負けた・・
コンサートのプログラムを良く見せて下さり、この前は反田さん率いるナショナルオケのメンバー3人と反田さんによる室内楽のコンサートに行ったと見せて下さいました。
コントラバスが主役のコンサートで、珍しいと思ったので聴きに行ったと。
その3人は読響のメンバーで、反田さんのオケと兼任しているのかと、初めてそのようなことを知りました。
クラシック音楽を頻繁に聴かれていらっしゃるのですが、その生徒さんの弾きたい曲は「木綿のハンカチーフ」とのことで、昭和の歌謡曲がお好きなようです。
私もそこを目指してレッスンを進めています。
ゆっくり進めた方が良いと思い、「シニア・ピアノ教本(ドレミ楽譜出版)」を使っています。
先週第1巻が終わり、第2巻を少し予習されてきたのでレッスンしました。
第2巻の最初は左手の重音の伴奏です。
ド-ソ、シ-ソの伴奏です。
この教本は、基本的にメロディーと伴奏の形で出来ています。
なので、出来るだけ他の本からの曲を織り交ぜて進めています。
この伴奏ができたらこの曲が弾けるなと思い、「こういう曲も弾けますよ」と生徒さんに大人気の「Super Duck」を弾きましたら、
「かっこいー 」と。
ジャズっぽさがあるので、この年代の方はどうかなと思い紹介することが少なかったのですが、「Super Duck」の無敵さを改めて知ったのでした。
この曲はレッスンでも楽しめ、発表会でも喜んでもらえます。
レッスンで弾いておくと、発表会の曲が間に合わず困った時に差し替えが効きます。(そうならない方が良いのですが、何があるかわからないものです)
無敵「Super Duck」、超おススメ