おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

不思議です

2022年05月07日 | 不思議な音の国

不思議です。

5年前に「不思議な音の国」を使い始めた頃は、
教本の独特な雰囲気と、3の指のみで弾くことから始めることで
多くの保護者の方に不信感しかない目で見られておりました。

楽器店のスタッフにまで、普通の教え方をしてほしいとまで
言われたこともありました。


ところが、今春、他の先生から移動してきた生徒さん2人に、
この教本を使う提案をしましたら、
大して説明もしていない段階で、

「この本、面白そう」と。

これまで使っていらした、
ぴあのどりーむ、ピアノひけるよジュニア、をやめて
この本1冊で進めても良いか確かめても、それで良いと・・


念のため、
・この教本は習い始めからピアノの弾き方を覚え、良い音でピアノが弾けるようにしていくこと
・3の指しか最初は使わないこと
・物語になっていて、物語の話の中で曲を弾いていくこと
・音のキャラクターが独特であること
・上巻、下巻の最後の曲でもこのくらいの楽譜であること
・ただし、切るつなげるの手の使い方を非常に細かくレッスンをして、音を作り出していくこと

これは伝えました。


子供たちの方は、2人とも色々な変わったイラストに興味津々。

文字が多いことが気になる教本ではありますが、
1人は目についた文字をどんどん読んでいました。小学1年生です。

もう一人の生徒さんは、
消しゴムのついた鉛筆を押したことがなかったので、
初めての経験に楽しそうでした。
楽譜の読み方が曖昧で、ステップとスキップが
わかっていない様でしたので、
白黒丸の楽譜のページを弾いてもらい、
それも楽しそうにしていました。


なんでしょう・・
5年前と全く違います。

私も4年間経験してきて、
この導入法で必ずピアノの弾き方を覚えられる、と
自信を持って言えるというのが5年前との一番の違いです。

このメソッドではない方法で30年以上も教えてきた結果を
私自身が良く知っていて、
このメソッドに変え、たった4年でこれまでと全く違う結果が出たことも私自身がよく知っています。


この導入法がどのようなものなのか、
もっと多くのピアノ指導者に知れ渡ってほしい、
と、思います。

やるやらないは別で、知ることは必要なこと。

と、思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする