イリーナ先生の「不思議な音の国」(原題はTales of a musical journey)を使ったyoutubeの動画。
既に20回分もあるので一気には見ることが出来ませんが、出来るだけ毎日見ようと思っています。
第2回を見て、教本の最初の所にゆっくりと時間をかけていらっしゃり驚いています。
私なぞは、何か曲を弾けるようにしないと申し訳ないと思い、最初の所をこんなにゆっくり、じっくりはできていませんでした。
この段階で既にピアノの弾き方をきちんとレッスンしているにも関わらず、この事を理解してもらえる自信がないからです。
ただ、この時間のかけ方は週2回レッスンだからこそできることだとも思います。
さて、私の所でレッスンを始めたばかりの4歳の男の子。
ご両親ともヨーロッパの方で、日本語は話せますがお子さんの方が達者というので、レッスン室に一緒には入って下さらず今のところ一人でレッスンを受けています。
私としては何をしているかを見て頂きたいので、言葉が分からなくとも絶対に大丈夫だと思うのですが、下に生後8か月のお子さんがいることもあってか、レッスン室の外でお母様は待機されています。
まぁ、ベビーカーが入るスペースもないと言えばないのですが・・
さて、体験レッスンで音の高い低いが通じず、言葉の理解の問題なのか聞く力の問題なのか不明のまま、初回のレッスンを迎えました。(私は体験レッスンが1回目のレッスンの内容なので、実質2回目)
久し振りにフォルマシオンミュジカルの酷いカエルの声を聞くエクササイズをやってみました。(Mon jardin musical)
そうしましたら予想外にスンナリ理解してもらえ、なんだ言葉の問題かと決着。これは日本のお子さんでも音の高い低い、上下は意味が分からないことがあります。
もう一つちょっと困っているのは、3の指で弾いているのですがその指だけ出して弾いてしまうことです。
ボールを持つ時や鉛筆に付いた消しゴムを押す時は良いのですがピアノになると指だけ出す・・
これは時々見かける光景ですが、こちらの生徒さんは直す気がなさそう。
イリーナ先生の第2回に、ボールを使ったエクササイズがありました。
そうか、ボールを握る遊びで改善できるかもしれない!
再来週にレッスンがあるので、試してみようと思います。
3の指で弾くことを、「いちばん長い指はどれ?」ときいていらっしゃいます。
「これ」「じゃ、この指を使いましょう」
これで良かったな、と今頃気付きました。
手の真ん中にあって一番しっかりしているから、なんて言うよりずっと良いです。
一番長い指でピアノを弾く。
ピアノっぽい感じ