アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

減水

2012年06月12日 | アマゾン河
心配されていたネグロ河の水位、2週間ほど前から下がり始めました。
減り始めると、ぐんぐん水位が下がる。
すでにピーク時より15cmぐらい下がっています。

最高水位は29m98cm。
結局30mは超えなかったんですね。
よかったよかった。

セントロの交通規制は徐々に解除されてきていますが、水没した個所のアスファルトが痛んでいたり、地盤が沈下したりしているところがあって、交通が完全に復旧するのには、まだ少し時間がかかりそうです。

先週末は4連休だったので、ネグロ河大橋のたもとの「河水浴場」「道路から釣堀」は相変わらず大賑わい。
こうして人が集まると、道路を横切る人、ゴミを投げ捨てる人が出てきます。
なので、警察が取り締まり開始。
一度は、夫は到着してすぐに追い返されて帰ってきました。

土曜日は娘と出かけたのですが、到着してすぐに、またまた警察がきました。
「また、追い出されるのかよ~」と、夫うんざり。
が、警官さんは「どうだ連れたか?ここは夕方5時からは、釣りOKになるんだ。もう4時50分だろう?かまわないから、釣っていていいよ。」と、許されたそうです。
娘によると、どうやら警官さん、自分のお気に入りのサッカーチームが勝って、機嫌が良かったみたいだって!
ブラジルね!

ということで、ここも徐々に水が引き始めています。
ここで釣りができるのも、せいぜいあと3週間ぐらいでしょうか?





2009年の増水の後は、2010年には大渇水になったんですよね。
今回もそうなるのかしら?
それもちょっと心配です!
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アマゾン川の水位 2009年との比較

2012年06月03日 | アマゾン河
先週の日曜日、河を見に行ってきました。
ちょうど前回から1ヶ月経ちました。
2009年の記録29m77cmはとっくの昔に超えて、現在29m97cm。
ここ1週間ほど同じ水位を保っています。
先週以来大雨も降らず、かんかん照りの毎日。
雨季はすっかり終わったようです。

それでは、1か月前との比較を...。

浮き桟橋に続く橋は、現在芝生の土手から直接伸びています。


29-05-2012


30-04-2012

石垣がすっかりなくなってしまいました。


29-05-2012

ちなみに2009年には...


13-06-2009

階段はどこにあるのかさえ、わからなくなってしまいました。
この街灯が目印。
かろうじて、ここにあるかな?って言う感じ。


29-05-2012


30-04-2012

2009年にはこんな感じ。


13-06-2009

橋のレンガがまだ見えるじゃん!


ネグロ河橋を望む広場も完全に水没


29-05-2012


30-04-2012

2009年には、まだ橋は建設途中でした。


10-05-2009

3月にはまだこんなに地面が見えていた広場。
たった1カ月でこんなになりました。


29-05-2012


30-04-2012

2009年はまだ余裕


13-06-2009

おまけ



わんこも水遊び!

2009年の満水は7月1日だったそうです。
2009年6月28日の写真が娘のカメラにあるのですが、それがちょうど現在の感じでしょうか。

今回はセントロの写真はお休み。
道路の状況が日々変わっていて、なかなか難しいんです。
先日は娘の予備校近くで、いつも通る抜け道に入ったら、なんと道の真ん中が冠水していて通行止め。
マンホールから水が噴き上げてくるらしくて、河から少し離れているからと言って、安心できません。

セントロ、市民市場前のバスターミナルはとうとう閉鎖になりました。
冠水でアスファルトがダメージを受け、大きな穴があちらこちらに開いているそうです。
先週はバスが2台、あやうく穴に落ちて動けなくなるところだったとか。
それでなくても、バスのはね上げる汚水が他のバスの乗客にかかり、バスに乗りながらにしてびしょぬれになるなどの苦情が多く寄せられているそうです。

娘の学校の後ろ、生徒の送り迎えに使う道路も一切の駐停車が禁止になってしまいました。
現在は学校に用事のある時には、校舎内のパティオに停めさせてもらえるのですが、送り迎えの際は、素早く忍者のように車に乗せるのです。
普段は予備校にお迎えなので良いのですが、学校に迎えに行くときは、こんな感じ。

学校のかなり手前で「近くにいるよ」と私が娘に電話。
娘は約束の場所まで来たら、私の携帯を鳴らす。
すかさずそこまで言って、素早く娘を乗せる。

アクション映画のカースタントができそうだわ!


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ここも水位が上昇中 3

2012年06月01日 | アマゾン河
娘の予備校の近くにあるイガラペーです。
本流の影響で、ますます水位が上がってきました。

水位の変化を見てください。

2012年3月28日


2012年4月16日


2012年4月23日


2012年4月26日


2012年5月5日


2012年5月28日

雨が少なくなって、日差しが強い日が多くなってきたので、悪臭が強くなってきました。
川底にヘドロがたまっているのか、ぶくぶくとガスが発生しているようです。
娘の予備校の教室までひどいにおいだとか。
それよりひどいのが「蚊」。
先日はあまりにひどいので、いったん生徒を教室から出して、殺虫剤をまいて、しばらくしてから教室に戻ったんだって。
デング熱が心配なので、虫よけを持たせました。
同じ学校のホザーニちゃんは、ズボンタイプの制服を使うようになったとか。

ひどいにおいが漂う場所ですが、それでも整備された公園は、近所の人々の憩いの場所になっています。
今日もいつものおじさんがわんこの散歩に来ました。



3匹わんこたちがいるのよ!
わかるかな?
勝手に「おもちちゃん」「おこげちゃん」「おなべちゃん」って名前を付けました!
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ネグロ河の増水 セントロの様子

2012年05月23日 | アマゾン河
先週の水曜日に、ネグロ河の水位は、とうとう今までの最高水位29.77mを超しました。
先々週、娘が「ママ、港の前をバスで通ったら、マンホールから水がわき出して、港の中が水浸しになっていたよ。」というので、行ってみました。
確かに、港の敷地の中は水浸し。
でも、道路にまでは水は来ていませんでした。
その週の日曜日、ニュースで「とうとう市民市場の前から時計塔(マナウス市の歴史遺産)付近まで水に浸かりました。付近の道路は通行止めになっています。」とのこと。
この辺りって、マナウスのセントロ(中心部)の中でも、さらに中心部なのよ、このあたりが通行止めになったら大混乱じゃない?

というわけで、先週の金曜日、行ってきました。
といっても、通行止めの所には行けません。
港の前を通る、FlorianaPeixoto通りです。

時刻は朝の6時半。
娘を学校に送って行って、そのまま行きましたから。
ここは普段はこの時間は、車も少なくて渋滞知らずのはず。
でも、でも、この日は結構な渋滞。
しばらく行ってわかりました。
普段は4車線の道路、歩道側の車線のマンホールが、水を抜くためにふたが開けられているんです。
でも、そのマンホールから逆に水があふれ出している、大変な状態になっています。
通れるのは、真ん中の2車線だけ。
そこをバスや乗用車が通ります。
特に、ここはバスのターミナルが2か所に分かれて設置されているため、バスが車線をななめに横切っていくので、危ない!
いちばん深いところでは、乗用車のタイヤの3分の1ぐらいまで水がきます。


バスターミナルとの合流。
水がたまり始める場所です。


人が通れるように、板で歩道が渡してあります。


水がつかったところが終わるところ。
でも、これからますます水は増えていくでしょう。

私が行った日の次の日、うちのピアノの面倒を見てくれる調律師ホジェーリオからメールがきました。
「いや~、セントロ行ったら、すごかったよ~。」
で、送ってくれた写真。


市民市場の隣です。





みんな考えることは同じ?!

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アマゾン河 周辺の町は...

2012年05月11日 | アマゾン河
アマゾナス周辺の町は、ネグロ河、ソリモンエス河の水位の上昇に伴って、軒並み非常事態となっています。

マナウスから65kmほどのところにあるソリモンエス水系のマナキリという町では、街の60%が水に浸かっています。
少なくても1097家族が被害を受けていると、市に届け出をしました。
市内の12の学校ではこの影響で授業が行えなくなっており、1200人余りの生徒たちが影響を受けています。
市内の農家ではすでに40%の作物が被害を受けており、今後ますます被害が広がるだろうとのことです。

また、マナウスから29kmほどの所にあるカレイロ・ダ・バルゼア(ソリモンエス水系)という町は、街の中心部のほとんどが水に浸かっています。



町の中は、こんな感じ...



お墓参りもカヌーで?



水に取り残された、学校の送迎ワゴン。
いずれここも水に浸かるでしょう。
(写真は Jornal A Criticaから転載。しわになってて、ごめんね!)

ここは、魚の養殖で知られた町なのですが、養殖業者は魚を他の場所に移す作業に追われているそうです。

「ボイブンバ」のお祭りで知られるパリンチンスという街でも、大きな被害が出ています。
2009年の増水の時にも、ボイブンバが行われる広場まで水に浸かりましたが、今回はそれを上回る水位の上昇で、お祭りの開催も懸念されているそうです。
今年の水位上昇はどうやら5月末まで続きそうですが、お祭りは6月ですから。
そうなると、観光業界に多大な損害が出てきます。

まだまだ続く水位の上昇。
被害がますます広がっています。

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ここの上昇中 2

2012年05月09日 | アマゾン河
娘の予備校の近くにあるイガラペー。
ネグロ河の水位がかなり上がってきたので、こちらも影響が大きく表れてきました。
土曜日に近くを通りかかって覗いてみたら、びっくり!
水位の変化を見てください。

2012年3月28日


2012年4月16日


2012年4月23日


2012年4月26日



2012年5月5日

車の中からとった写真なので、相変わらずわかりにくい。
ご勘弁を。
特に、今回はいつもと同じポイントに車を止められなかったので、ちょっと角度がずれています。
でもまあ、段になってる部分が完全に水につかっているのはわかってもらえるでしょうか。

「セントロが水に浸かったら、どうやって予備校に行こうか~?」と心配顔。
現在、市民市場周辺はマンホールから逆流した水に浸かっています。
2009年はフロリアナ・ペイショート通りまで水があふれてきましたけどね。
まあ、あなたが歩く範囲は大丈夫でしょう?

でも、マナウス近郊の街の中には、町全部が水に浸かってしまったところも。
ネグロ河の水位、5月4日に29m38cm。
2009年の水位に40cmに迫りました。
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ネグロ河の様子 橋の向こう側

2012年05月04日 | アマゾン河
実のところ、昨日の投稿まですべて予約投稿でした。
なので、その間にもぐんぐん水位は上がっていっています。
とうとう2009年の水位まであと40数cmとなりました。
一昨日の予想では、約25日後に最高水位となるということ。
予想水位は30m15cmぐらいになるだろうとのことです。

昨日の新聞に「ネグロ河大橋付近、市民の憩いの場になる」との記事が載っていました。
現在、ネグロ河を渡った、イランドゥーバ側では、道路ぎりぎりまで水が来ています。







ここは、乾期にはこんな感じで草むら、灌木の茂みが広がっていました。


昨年11月に撮った写真。

この写真で後ろに広がっているところが、みんな水につかっているわけで...

ここで泳ぐ人たち、魚釣りをする人たち等々。



我が家も車から降りて釣りをする人を観察。
夫によると、確かに魚影が見えたとか。
何でしょう?
ナマズ?

一方では、そんなにのんびりしたことをしていられない人たちがたくさんいます。
でも、ここもあと1mも水位が上がったら、確実に水がのりますよ。
そうなったら、どうなるんだろう?

急に暗くなってきました。
また雨だ~!
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ネグロ河の様子 2012年3月31日との比較

2012年05月03日 | アマゾン河

河を見に行ってきました。
ちょうど前回から1ヶ月経ちました。
2009年の記録まであと50cmほどとなりました。
現在一日5cmほど水位は上昇しているとか。
記録を超えることは確実になりそうです。

それでは、1か月前との比較を...。

浮き桟橋に続く橋は、2009年同様、向こう側の石垣から直接伸びるようになりました。


30-04-2012


31-03-2012

現在はこの石垣の上の段から直接板を渡してあります。

階段も完全に水没。


30-04-2012

3月には、まだ階段の所の四角の柱。
しっかり根元から見えていました。


31-03-2012


ネグロ河橋を望む広場も水没


30-04-2012
3月のこの写真は、この広場の奥から撮ったものです。


31-03-2012

3月にはまだこんなに地面が見えていた広場。
たった1カ月でこんなになりました。


30-04-2012


31-03-2012

セントロはこんな感じ

街中から川沿いの道に出たら、突然目の前に船が見えてびっくりしました。


30-04-2012

3月にはまだ、手すりの下に船が見えます。


31-03-2012

対岸の水辺の家々は非常事態宣言です。


30-04-2012

水に崩れ落ちる家も


30-04-2012

この写真を取ってきた日の夕方、「市民市場の前のマンホールから河の水が逆流して、あたり一面水があふれている」というニュースが流れました。
ネグロ河上流地方ではすでに水が引き始まったそうですが、マナウス市付近はまだ水位は上昇中です。
今回は橋の対岸にもちょっと足を延ばしてみました。
そちらは、また明日!

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ここも上昇中

2012年04月26日 | アマゾン河
娘の予備校での授業が終わるのを待つのは、橋の上。
ここは、ネグロ河本流から300m?ほど内陸に入ったところです。
イガラぺー(川)が流れています。

私が来たばかりのころ、8年ほど前には、この河に沿って「パラフィッタ」と呼ばれる、高床式の木造のバラック小屋が立ち並ぶ貧民街でした。
現在は市の再開発事業により、元の住民が市で準備したこぎれいな住宅に入ることができ、パラフィッタが立ち並んでいたところは公園になりました。

そこを流れるイガラペー。
ネグロ河の水位の上昇の影響を受け、水位を上げて来ています。


2012年3月28日


2012年4月16日


2012年4月23日


2012年4月26日

車の中からとった写真なので、わかりにくいかな?
水位が上昇していることだけはわかってもらえるかと思います。

本流のネグロ河、本日の水位29m09cm。
2009年の記録まで、70cmを切りました。
マナウス市民がよく訪れる近郊の街、イタコチアラでは唯一外部とのアクセスになる道路にかかる橋が崩れ、街が孤立してしまう心配が出て来たそうです。
そのほかにも、街全部が水につかり、普段バスや車が通っているところでは、カヌーが代わりの交通手段になっているとか。
この週末にはまた河を見に行ってみようと思っています。
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空はきれいでも...

2012年03月28日 | アマゾン河


空を見上げると、きれいな三日月と対になって輝く金星。
なんだか、二つの組み合わせがかわいらしくて、思わずパチリ!

ペケちゃんとぽにょ猫みたいだわ。

夜の7時頃にはこんなにきれいな月が見えたのに、この日は夜中から、大雨と雷になりました。

雨季も終わりに差し掛かり、しとしと降る日が少なくなってきました。
とはいうものの、ネグロ河、ソリモンエス河の水位は上昇中。
現在、2009年に記録した最高水位27m90cm(大体です)まで、あと約50cmというところまで水位が上昇してきています。
2009年の最高水位は6月2日でしたから、それまでにはあと2カ月ありますからね。
水位がこのままの勢いで上昇を続ければ、これを濾すのは必至。

現在アマゾナス州内15の市町村で非常事態宣言が発令されました。
これらの自治体には、住民への生活物資の援助や、増水に備えた「橋」などの建設が始まっています。
マナウス市内でも市内の中心部を走るエドワルド・ヒベイロ通り付近では、下水が逆流するなどの現象が起きています。
また、河の水が下水管などに流れ込んできているため、ネズミやゴキブリなどが異常に出て来ているとか。
2009年に大きな被害を受けた市民市場付近の商店などは、土嚢を積み上げるなどの自衛措置をしたり、すでに電気機器などを他の場所に移している店もあるそうです。

河を見に行かなくちゃと思いながら、なかなか見に行けない日々です。
今週こそ、行ってこよう!

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