アマゾンわんわん日記 2018

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不思議な結婚式

2011年06月15日 | ブラジル雑記
火曜日はサントアントニオの日、結婚の神様の日でした。
それにあやかって、あちらこちらで集団の結婚式が行われたとか。
ブラジル社会では、何をするにしても手続きが煩雑なので、結婚するにしても事実婚と言う人が多いです。

そんななかで、先日面白いニュースを見ました。
あるカップル、事実婚のまま25年一緒に過ごしてきました。
正式の夫婦であるなら銀婚式を迎える年。
そんなとき、女性のほうが突然「私結婚する!」と宣言。
男性に「あなたパドリーニョ(付き添い...ではないのですが、そのような立場の人)やってね!」と頼みました。
男性は驚いたものの、まあ、そんなこともあるのかなと思ったそうです。
そのへん、私にはこの男性が理解ができないのですが。

さて、結婚式当日、パドリーニョとして結婚式に参列した男性。
女性は美しい花嫁姿で。
でも、おかしいことに花婿の姿はなし。
男性が「おかしいなー」と思っていると、そのうちに神父が来て、男性はなぜか花婿のポジションに引っ張り出されました。
そして「あなたはこの女性を妻として...」とお決まりの文句。
男性はビックリするやら、めんくらうやら。
もちろん「SIM(はい)」と誓いの言葉を述べたのですが、その「はい」が出てこなくて、「SI、SI、SI...」とどもりまくり。
神父さんが「花婿は少々ショック状態のようで」と言って、参列者を笑わせました。

この結婚式、事実婚25年目の記念の「スープレーザ(サプライズ)」として花嫁が7カ月もかけて、友人たちと計画してきたのだとか。
なんとも実行力のある女性だと思います。
しかし!
他の男性と結婚すると言って、あっさりパドリーニョにまでなってしまうこの男性。
こんな実行力のある女性が、この男性でいいのか?!
ちょっと私としては、疑問だわぁ。
コメント (4)
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