アマゾンわんわん日記 2018

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校内暴力

2011年06月01日 | ブラジル雑記
リオで一番といわれる有名校で校内暴力事件がおこり、裁判沙汰にまでなりました。

14歳の生徒たち4名ほどが6歳の生徒に対して暴力をふるい、最後には床に頭を打ち付け気絶させました。
6歳の子は側頭部と額に裂傷を負いました。

驚いた母親はすぐに学校に連絡、学校側は緊急の保護者会を開きましたが、あくまで「校内での事故」として扱う方針を出しました。

納得のいかない6歳の生徒の保護者は、裁判所に訴え、今回暴力をふるった14歳の生徒(4人いるそうです)とその保護者への事情聴取が始まるそうです。

この学校はリオの中でも伝統のある進学校で、ブラジル全国の中でもいつも最上位にランキングされるほどの成績です。
入学するためには、厳しい入学試験があり、それに備えて、受験を希望する子供たちは5,6歳のころから受験勉強をしてきます。
また、全日制を取っているため、費用の面でもかなりかかり(授業料、教材費、給食費等)この学校に子どもを通わせているのは、経済的にかなり余裕のある家庭になります。
ブラジルは法律で男女共学制をとっているのですが、この学校は修道院の付属校ということで設立されたので、国に罰金を払いながらも、ずっと男子校を通してきました。
私たちがリオにいた8年ほど前に、保護者のほうから「共学に」との要望が持ち上がり、女子も受け入れるようなことを聞きましたが、その後どうなったのか。

まあ、そういう学校ですから、今回の保護者の反応も大きいようです。

それにしても、14歳の少年諸君、6歳の幼児をいじめて楽しいのかな?
それとも、かなり学校のストレスがたまっているのかしら?

一方、こんなニュースも聞きました。
ミナスジェライス州のある公立校の高等部で、ガンにかかり、化学療法のために坊主頭になった級友のことを気遣い、クラスの男子全員、先生までみんなで坊主頭になったというもの。
美容師学校の生徒たちを呼んで、みんな一斉に学校で坊主にしたとのこと。
「これでみんなおんなじだ!」と笑っていました。
「さすがに女子には坊主になれとは言えなかった」ですって!

後者の学校は公立学校だから、前者の学校ほど施設や設備が整っているとはいえないかもしれないけれど、どっちの学校が良い?と尋ねられたら...





コメント
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