葉巻のあの人…

キューバのカストロ前議長がなくなりましたね。



キューバ革命によってキューバを社会主義に導き、その後長きにわたって指導者としてきたカストロ議長。
昭和な私にとっては、意外に身近な人なのよ。

現在ではキューバでも革命を知らない若者もいるそうな。
時間の流れとは、恐ろしいもんだ。

それでも、彼が学んだ大学の前には祭壇が設けられ、学生たちが彼の死を悼んでいたわ。
当然だけど、国中が喪に服しているということです。

カストロ議長と言えば、思い浮かぶ姿は葉巻を吸う姿。



「葉巻とひげは闘う男の印」とかいう考えで始めたとか？
まあ、「キューバと言えば葉巻」ですからね。

調べていたら、こんなすごい写真を発見したわ。



チェ・ゲバラとカストロ？
確かにゲバラも格好良かった。

でも、実際にはカストロさんは1980年代から禁煙していたんですって。
健康上の理由から。

革命家も健康には勝てない？？
ということは、私が記憶しているような、葉巻をくわえるカストロ議長の姿というのは、ポーズだったのかしら？
火をつけていない葉巻？？
ありうるかも…



葉巻を愛する革命家は女性遍歴も重ねていて、最初の妻とは彼の浮気が原因で離婚、その浮気相手とは結婚せずにその後も別の人妻と不倫をし、最終的にはその女性と結婚したそうです。



キューバ革命とかキューバ危機とか、耳慣れない言葉の人もいることでしょうが、私にとっては幼いころ、ニュースでよく耳にしていた言葉なのよね。
朝の味噌汁の香りが思い出されるような言葉。
そんなこと言われたら、カストロさんもびっくりしていることでしょうね。

享年90歳。
亡くなる2か月前には、日本の安倍さんとも会談していたそうで。
最後まで世界の動きに関わり続けた人でした。