アマゾンわんわん日記 2018

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永遠のJogador

2016年11月29日 | ブラジル雑記
朝 テレビをつけたら、テレビでは飛行機事故のニュースの真っ最中でした。

落ちた飛行機は、ボリビアのラミア航空のチャーター便。
飛行機に乗っていたのは、「シャペコエンセ」というサッカーチームの選手とその関係者たちでした。

シャペコエンセはブラジル南部 サンタカタリーナ州シャペコという町を本拠とする一部リーグのチームです、
日本で活躍していた選手も何人かいるそうです。

今回、国際大会のスダメリカーナ杯の決勝に進出。



対戦相手のアトレティコ ナショナルの本拠地 コロンビアのメデジンでの試合に向かう途中でした。

選手を運んでいた飛行機は、ボリビアのラミア航空のARJ85。
イギリスで製造された飛行機だそうです。



この飛行機は、ブラジル ワールドカップの際に、アルゼンチンチームをブラジルに運んできた飛行機です。

今回、チーム側はサンパウロから直接試合の行われるコロンビアのメデジンへ飛ぶよう要請しましたが、航空会社側は ボリビア サンタクルス ラ シエラ を経由。
経由地を出て、到着地のメデジンまであと50kmというところで丘陵に追突しました。

原因は当初「燃料切れ」と言われていましたが、その後「電気系統の故障」と発表されました。
すでにブラックボックスが回収されているので、詳しい原因がわかってくると思われます。

墜落場所はアクセスが困難な場所で、しかもまだ暗い中での事故だったので、救出は大変だったようです。





初め、搭乗していたのは乗客乗務員合わせて81人と言われていましたが、その後、77人に修正されました。
直前で4人が搭乗を取りやめたのだそうです。

朝のニュースでは生存者は10人ということでしたが、その後搬送途中に亡くなった方、病院でなくなった方などがあり、現在は生存者は6人となっています。
71人の方のご遺体は、すべて運ばれたとのこと。
お亡くなりになった方の中には、選手、チーム関係者のほか、試合を取材するために同行した多くの報道関係者がいました。

試合の勝利を信じていたシャペコエンセの本拠地 シャペコの街は、街全体が喪に服しています。



多くの有力選手がなくなった今回の飛行機事故、シャペコの街だけでなく、ブラジル全土が大きなショックに包まれています。
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