アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

バルサの木

2017年03月06日 | ブラジル雑記
「ブラジル学への挑戦」によると、アマゾンの木材の8割は水に沈む木なのだとか。
水に沈む木の代表格は「鉄の木」(Pau Ferro)かしら?
アマゾンでは「Jucá」として知られています。
木の実は煎じて飲めば、呼吸器系のトラブルによし、アルコールで抽出すれば軽いけがの治療によしとなかなか役に立ちます。

さてさて、それでは水に浮く木の代表格は...

これ!!



「バルサ」の木。
用心棒さんじゃないのよ。
工作なんかで使う「バルサ材」のこと。
昔は船を作るための大切な材料だったそうで、アマゾンでも今ではなかなかお目にかかれない木になってしまったそうです。

そのバルサの木が職場の森にあり、切り倒さなくてはならなくなりました。
あらもったいない!
それでは、ということで、切り倒した後の幹をいくつかに切り分けておいてもらいました。

折に触れ、それをいろいろ使ってきたのですが...
違う!!
日本で使っていたバルサ材とは大違い。
確かに柔らかいところは手でくぎを打ち込めるような柔らかさだけれど、硬いところは打ち込む釘が曲がってしまうぐらい硬い。


なぜじゃ??
調べてみたら、日本で使うようなクオリティの素材は、一本の木からほんの少ししか取れないんですって。
貴重品だったのね。

まあ、でも、ここで使う分には贅沢言えないからね。
木の幹を輪切りにして、こんなものを作ってみました。





上のものは特にふしがあるためか、硬くて大変でした。
でも、まあ、とんかち とんかち がんばりました。
「頑張ったで賞」ものですよ!
コメント
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