アマゾンわんわん日記 2018

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マナウスの空港

2018年08月16日 | ブラジル雑記
先日、小型機空港のレストランの話をしましたが、今日は空港のお話。

マナウス市内には、公的に認められた空港が3つあります。

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一つはおなじみのエドワルド・ゴメス国際空港。
この空港には、国内の他都市や他国の都市と結ぶ大型飛行機が発着する第1ターミナルと、州内の他都市を結ぶ中型~小型飛行機が発着する第2ターミナル、貨物を扱う貨物ターミナルがあります。
2017年の実績では、人やモノの動きは国内の空港で18位だったそうです。
第一ターミナルは1976年に完成しました。
その後、乗客の増加に対応するために、近年大幅な拡張工事が行われました。
拡張工事前には 空港の建物と駐車場の間に大きな池があって 亀がうじゃうじゃいたものでした。


亀さんがたくさんいた池

きれいに改修されちゃって、あの亀さんたちはどこへ行ってしまったのかね。


空港玄関前 池のあったところには 大きな駐車場ができました。

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二つ目は、先日行ったレストランのある 小型機専用の空港。
通称「アエロクルービ」。
ここでは定期便は就航していません。
内陸の小さな町などに行きたい人たちが、航空会社のカウンターで個別に交渉して、飛行機をチャーターしたりシェアしたりするのです。
アエロタクシーと言われるものです。
あとは 内陸から救急の病人を運んできたり、現金を運んだり...
ただね、この空港、普通の住宅のすぐお隣にあるの。



滑走路から向こうの家の洗濯物が見えるぐらい。
おまけに、滑走路への進入路が普通の幹線道路の上に設定されているので、大型トレーナーの上を小型機がぎりぎりで侵入してくる なんてことも。
そのため、進入角度を間違えたり、突然の突風であおられたり等々の理由で、草地の中に突っ込んだり、近所の住宅地の公園に落ちたりなんて小型機が後を絶ちません。



私は飛行機操縦の経験は全くないのですが、人の話によると、かなりの高度のところや速い速度で飛んいる時にアクシデントが起こった場合を除いて、大事故になるケースは少ないのだそうですが。
地上にいて巻き込まれたら たまらないわよね。

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三つめは、第1工業団地から川沿いにセントロのほうに向かっていくところにある、空軍基地の飛行場。



我が家ではその場所の名前からAjuricabaの飛行場って言ってます。



ここは、中型の輸送機クラスまで対応できるぐらいの滑走路があります。
大統領とか政府の高官が来た時にも、専用機で来た場合にはここで離発着するのだそうです。
で、ここからヘリで目的地に。
娘がコレージオ・ミリタールで勉強していた時代、学内対抗戦に出場するためにブラジリアやリオに行った時にも、ここから軍の飛行機で行きました。
そういう時には、若いミリタールのお兄さんが客室乗務員になって、生徒たちにお菓子やジュースを配ってくれるんですって。
この空軍基地では毎年8月のはじめ(だったかな?)ぐらいに、基地の一般開放をしています。
戦闘機や偵察機なども展示されて、大盛況だそうです。



基地の周囲には、この基地に勤務する人たちのための住宅が建てられていたり、学校もあったりして、一つの地域(バイホ)になっています。

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とまあ、マナウスにはおなじみの国際空港以外にもこんな場所があるんです。
機会があったら 訪れてみてください。






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