アマゾンわんわん日記 2018

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お盆もコロナ

2020年11月03日 | ブラジル雑記
11月2日はお盆です。
南米の他の国では「死者の日」なんて言うところもあるみたいですね。
ブラジルではFinados(フィナードス)と言います。

日本のお盆と大きく違うのは、日本のお盆が亡くなった方たちの魂を家にお迎えするのに対して、こちらは生きている人間がお墓まで出向いて亡くなった方たちの魂と賑やかに過ごすこと。
もちろん 日本と同じようにお参りだけをする方達も多くいますが、ファミリーによっては一族をあげてお墓を訪れてショハスコを始めちゃうなんて言う光景も見られるそうです。
お盆の日はお墓の周りは大混雑、大渋滞。
霊園の入り口には花やお供え物の露店が立ち並びます。

でも、今年は様子が違いました。
今でも毎日1000人前後の感染者が出ているマナウス、ブラジルの中でも「激しい第2波が訪れている」と言われています。
そのため、今年は市内の霊園はすべて門を閉ざし、お盆だというのに人々がお参りに来るのを禁止しました。



それでも亡くなった方を思う人たちは塀の柵の外側に花をかけたり、ろうそくをともしたりしていました。

一方サンパウロでは入場をコントロールしながら霊園を開放しました。



多くの方たちが霊園を訪れ 亡くなった方を偲んだそうです。
サンパウロなどの都市では 毎年この日に行われる「Marcha para Jesus」というパレードが、今年は車によるものになったそうです。



新型コロナにより大きく変わった今年の「お盆」。
亡くなった方達もきっとびっくりしていることでしょうね。
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