マナウスの家の引っ越しが完了したと娘から写真が送られてきました。
引っ越しの準備は5月に私が帰国してからすぐに始めました。
準備していた引っ越しだったら荷物の準備もしていたことでしょうが、急に決まった引っ越しだったので、とにかく荷物の整理が大変でした。
山のような本を処分し、洋服を処分し、棚の中にしまい込まれていた書類に全部目を通し、普通に捨てられるもの、焼却処分にするもの等々を分けて...
家具もほとんどを処分。
職場の同僚が「自分の山の家で使うから」といって 壊れかかっているような家具までみんな持って行ってくれました。
娘の大切なピアノは、ピアノ愛たっぷりのご家族に買い取ってもらうことが出来ました。
そんなこんなで最後の詰めだけを残して、娘にバトンタッチ。
友人の紹介してくれた引っ越しやさんは、娘と細かく連絡を取ってくれて きちんと引っ越し作業をしてくれました。
上階の荷物はほとんど母が下ろしておきました
下の階で引っ越し作業が続いていた間 ポニョ・トトロ・ふとしの3猫たちは...
姉さん 何だか騒がしいですねえ...
2階の一室に集められ 不安そうにしていたそうです。
すべてが運び出された後、次の日には娘が手配したお掃除やさんがきて、天井までピカピカにしていってくれたそうです。
娘は最初 自分がマナウスを出発する前の日に引っ越しをしようと思っていました。
引っ越しやさんの都合で一日早くなり、そのおかげでお掃除まで済ませることが出来ました。
「引っ越しが一日早くなって良かったよ。お掃除をすることが出来たからね。
20年間お世話になってきた家だもの、最期きちんとしたいよね。」
と娘が電話でしみじみ言ってくれて、母は思わず涙が出てきました。
山ほど処分したとはいえ、それでも山ほどの荷物や家具は、この後1か月ほどマナウスの引っ越しやさんの倉庫で保管してもらった後、サンパウロに向けて運ばれていく予定です。
その間に娘は現在サンパウロで交渉を進めているアパートの購入手続きを進め、荷物を運びこむころまでに現在住んでいる賃貸のアパートの整理をし、新しいアパートの準備を整える予定です。
一人で全部やるのは、とてもとても大変な仕事です。
通常の仕事もあるし、11月には大切な資格試験も控えているし。
それでも今ブラジルで頑張れるのは彼女ひとり!!
頑張ってほしいです。
マナウスの家はこの後不動産を扱っている友人に託し、売却することになります。
想いでのたくさん詰まっている大切な家。
20年 本当にありがとう。
良い人に買い取ってもらえたらうれしいです。