金曜日、1週間なんだかんだと毎日お出かけしてしまったので、少し早くアパートに帰ってお掃除をしたいと思い、用事が終わると急いでバス停に向かいました。
この日も一日暑かったし、ペケママちょっとお疲れ気味。
いつもは長い時だと20分近く乗りたいバスを待たなくてはならないのですが、走って行ったのが良かったのか、この日はすぐに目的のバスが来ました。
ラッキーと思ったのもつかの間...
最初のターミナルに着くころには空に黒い雲が広がり、風邪がざわざわ吹いてきました。
嫌な雰囲気です。 娘が職場の窓から激写!!
2本目のバスに乗りしばらくすると、空に稲光が走り雷鳴が聞こえてきました。半分ほど来たところで、大粒の雨が窓に当たり始めました。
でもきっと、うちの方は大丈夫よ!!
いつもこの辺りは嵐になるけど、家の方はちょこっと降るだけですもの。
なんて思っていたのですが、バスが二つ目のターミナルに近づくにつれ雨脚は強くなり、外が真っ白になってきました。
ピニェイロス川に架かる橋を渡る頃、バスの乗客の携帯電話が一斉にピーピーと鳴りました。
もちろん私のも。
聞いたことのない音でびっくり!!
画面をのぞくとDefesa Civil (災害対策局)からの「緊急情報」です。
「サンパウロ市全域に大雨と雷による災害が発生する恐れがあります。」
ブラジル生活長いけれど、初めてだわ こんなメッセージ受け取ったの。
日本では何度も受け取ったけれどね。
日本ではあまりに頻繁に「緊急情報」が出るので、何だか慣れっこになっちゃっていたところもありました。
それに比べ、30年以上のブラジル暮らしの中で初めて受け取る「緊急情報」には、本当に緊張感がありました!
大雨の中、バスは比較的順調に進みます。
でも二つ目のターミナル近くでは、すでに道路の両側に急流のように雨水が流れていました。
途中のバス停で降りる人は、道路を急流のように流れる雨水にびしょ濡れになりながらバスを降ります。
私は幸いターミナルでの乗り換え。
濡れる心配はない...なんて思っていたのが甘かった。
次のバスの乗り場が端っこだから雨が吹き込む
しかも、雨のせいでバスがなかなか来ない
ターミナル自体がガラガラなんですもの。
本当にアパートに帰りつけるのかしら??
この時点でペケママはガラにもなくドキドキなのでした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます