13日の金曜日だそうで。
言われてなければ気がつかなかったけどね。
さて、先日ニュースを見ていたら、興味深い調査の結果が発表されていました。
現在ブラジルでは教員を志望する若者が激減しているそうです。
進学希望の高校生にアンケートを取ると、教員を志望する生徒は、約50人当たり一人の割合。
この4年間で教育学部の学生は約半分になり、教員免許を取る講座も約3分の1まで減ったそうです。
また、教育学部に所属し、教員を希望する学生の約半分が、ブラジルではいわゆる「低所得者層」と言われる階層に含まれる家庭の出身で、母親の学歴が小学校卒業まで、80パーセントの学生が公立校出身だということです。
そのため、教員の質自体も落ちてきていて、ブラジルの教育全体の質の低下が懸念されているとのこと。
教員の志望者が激減していることの理由の一つは、まず、給料が低いこと。
現在の公立校教員の初任給は週40時間の契約で月給が1187レアイス(約55000円)。
最低給料の40パーセントましぐらいです。
州によってはこれよりもずっと低いところもあるそうです。
この給料に対して、教員の仕事は、教育計画の立案から、授業の準備、生徒の一人一人の様子の管理等々、果てしなくあるということで、学生の多くが「この給料の額に対して、仕事量が割に合わない」と感じているそうです。
それに、最近問題になっている「いじめ」の問題。
これは生徒間だけでなく、教員に対しても暴力などがあるそうです。
私も以前、ボランティアで近所の高校で日本語を教えていたことがあるのですが、高校生の男の子にすごまれると、わたしのようなおばさんでも、やっぱり正直怖いですものね。
ただ、これらの現状はあくまで公立校の問題で、有名私立校、公立でも国立校などの実態は別なようです。
でも、教員のお給料が良い都市部の有名私立校は、生徒の払う授業料がとてつもなく高いです。
国立校は入学のための倍率が驚くほど高いので(都市によって異なりますが、約50倍から100倍です)、受験のために高額の塾に行かせる家庭がほとんどで、その塾代がまたばかになりません。
ということで、ブラジルの教育、国民の半数以上が通う公立校では質の低下が懸念され、授業料の高い有名校ではその心配がなし。
どんどん学力、学歴の上でも、その後仕事に就いてからでも、大きく差が開いていくということらしいです。
言われてなければ気がつかなかったけどね。
さて、先日ニュースを見ていたら、興味深い調査の結果が発表されていました。
現在ブラジルでは教員を志望する若者が激減しているそうです。
進学希望の高校生にアンケートを取ると、教員を志望する生徒は、約50人当たり一人の割合。
この4年間で教育学部の学生は約半分になり、教員免許を取る講座も約3分の1まで減ったそうです。
また、教育学部に所属し、教員を希望する学生の約半分が、ブラジルではいわゆる「低所得者層」と言われる階層に含まれる家庭の出身で、母親の学歴が小学校卒業まで、80パーセントの学生が公立校出身だということです。
そのため、教員の質自体も落ちてきていて、ブラジルの教育全体の質の低下が懸念されているとのこと。
教員の志望者が激減していることの理由の一つは、まず、給料が低いこと。
現在の公立校教員の初任給は週40時間の契約で月給が1187レアイス(約55000円)。
最低給料の40パーセントましぐらいです。
州によってはこれよりもずっと低いところもあるそうです。
この給料に対して、教員の仕事は、教育計画の立案から、授業の準備、生徒の一人一人の様子の管理等々、果てしなくあるということで、学生の多くが「この給料の額に対して、仕事量が割に合わない」と感じているそうです。
それに、最近問題になっている「いじめ」の問題。
これは生徒間だけでなく、教員に対しても暴力などがあるそうです。
私も以前、ボランティアで近所の高校で日本語を教えていたことがあるのですが、高校生の男の子にすごまれると、わたしのようなおばさんでも、やっぱり正直怖いですものね。
ただ、これらの現状はあくまで公立校の問題で、有名私立校、公立でも国立校などの実態は別なようです。
でも、教員のお給料が良い都市部の有名私立校は、生徒の払う授業料がとてつもなく高いです。
国立校は入学のための倍率が驚くほど高いので(都市によって異なりますが、約50倍から100倍です)、受験のために高額の塾に行かせる家庭がほとんどで、その塾代がまたばかになりません。
ということで、ブラジルの教育、国民の半数以上が通う公立校では質の低下が懸念され、授業料の高い有名校ではその心配がなし。
どんどん学力、学歴の上でも、その後仕事に就いてからでも、大きく差が開いていくということらしいです。
どうでもいい話ですけど、私が小学校1年生の時の先生が給食のパンをかじると怒る先生だったんですね(笑 手でちぎって食べましょうって。そういうちょっとした事でも子供には身につきますよね~。トレイは綺麗に使いましょうとか←これ特にw
子供いないですけど、将来いたらと思うと不安になる国ですよね~(笑 親にお金が無いとまともな教育が受けられないんですもの(><)
なんか大事な職業の人の給料が安くてびっくりしますよね。まずそこの改善をして欲しいもんです~。
教員という仕事は、仕事自体もきついし、責任も伴ってくるのに、報酬が低いというのはおかしいと思います。
地方の公立学校の中には、学校で供されるべき子どもたちの食事のお金が横流しされ、子どもたちの食事がないところもあるそうです。
私がTV Globoのプログラムを通じて知り合った公立校の先生方は、地方の方たちでもみなさん熱意のある素敵な方たちでした。
そういう先生方が増えていったら、ブラジルの公教育も充実したものになっていくのに、と思います。
政治家や中央官庁で働く人たちは、みなさん高報酬なので、公立学校の現状をきちんと見ている人がほとんどいないのではないかと思います。
この格差が縮まるなはなかなか難しいと思いますが、なによりブラジルが今一番取り組まなくてはならないことだと思います。
中流上流家庭は、お金を払って、いい教育を受けさせ(ま、私にとって教育って勉強だけではないので、是非掃除や、ゴミの事も教育に入れて欲しいです。)、下流はお金が無いので、悪い教育+教員のストライキで授業は減る。
国家の大学は無料(ですよね?)だけど、貧乏人の子には難関。結果、お金が無いと大学には行けない・・・んですよね・・。国がどれだけお金しか考えていないかが分かります。
Norte / Nordesteはやっぱり低いみたいですね。
娘の同級生たちも、大学受験のための塾通いや家庭教師を頼み始めました。
家庭教師代・塾代が月に1000レアイス以上だそうです。
それだけお金をかけなくては大学にいけないのか、とても疑問です。
教員のストライキも本当に問題ですよね。
リオでは何年か前、国立学校の教員のストで半年ぐらい大学も付属校もストップしたことがありました。
そのために大学受験に間に合わなくなった生徒もいて、かなり問題になりました。
そういえば、今、ナタールはストでひどい状態だとか。
大丈夫ですか?