アマゾンわんわん日記 2018

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サンタカタリーナ 保育園襲撃事件

2021年05月08日 | ブラジル雑記
日本では子供の健やかな成長を祝う「こどもの日」。
その前日、5月4日にブラジル南部サンタカタリーナ州の内陸の小さな町で保育園が襲撃され、幼児3人と教職員2人が殺されるという事件が起こりました。



この事件は日本のニュースでも報道されたようですので、きっとご覧になった方もいらっしゃるのではないかと思います。

5月4日午前10時、この日はおやつの準備が遅れたため、子供たちはそれぞれの部屋で準備ができるのを待っていました。
食堂では2人の先生達が、テーブルに子供たちのためのお皿を並べ、おやつの準備をしていました。
そこに 一人の少年がやってきました。
年かさの先生が尋ねました「何か御用ですか?」
すると少年は返答もせずにいきなり先生に刃物で切りかかりました。

突然のことに刃物を避けきれなかった先生は 一緒に準備をしていた若い先生を先に逃がし、自分もその後から4人の子供たちの待つ教室に逃げ込みました。
しかし、追いかけてくる犯人。
先生たちの叫び声を聞いて 同僚の先生がすぐに警察と消防に連絡を入れました。
教室に入った犯人は泣き叫ぶ子供たちに向かって刃物をふるい、3人の小さな子供たちを死に追いやりました。



1歳8か月のアナは特別やんちゃな子。
いつも元気に飛び跳ねていた。
1歳9か月のムリロは動物が大好き。
いつもご機嫌で楽しい子だった。
1歳7か月のサラはおしゃべりをするのが大好き。
覚えたてのおしゃべりで、毎日おばあちゃんに保育園のことをお話していました。

3人の天使のような子たちが 体中を刃物で刺されて亡くなりました。

そして 2人の先生達。
2人とも残念ながら命を落とされました。
他の先生方は叫び声を聞いてすぐに子供たちを教室の隅に集め、ドアに鍵をかけて難を逃れたそうです。
犯人は18歳の少年で、事件の後に自殺を図り、現在でも重篤な状態が続いているそうです。
事件の目的はまだわかっていなく、犯人の少年の回復を待って取り調べが行われるそうです。
警察が家宅捜索をしたところ、自宅から現金1万1千レアイスと何丁かのナイフが見つかったそうです。



犯行に使われた刃物

この事件を聞いてすぐに思い出したのが「ヘアレンゴの学校襲撃事件」
でもまあ あの時は生徒も大きかったからね。
でも、子供が大きくても小さくても恐怖は一緒だよね。
今回の事件は本当にどうして起こったのか...
容疑者が一日も早く回復して、事件のすべてがわかるようになってほしいと思います




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