アマゾンわんわん日記 2018

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超えた?!...らしい

2021年05月30日 | アマゾン河
みなさま~
長らくお待たせいたしましたが、本日日曜日、とうとうアマゾン河(マナウスの観測地点ではまだネグロ河)の水位が、過去の最高水位2012年の29m97㎝に並んだらしいです!
どうして「らしい」なのかというと、日曜日だからか、いつも私が確認するサイトに最新情報が載ってないのよ。
なので、実際に私は数字としては確認していないの。

でもまあ、固いこと言うのはおいておいて...



港の水位表示板でもこの通り!
ここのところ水位の上昇がなくて「あと2㎝!」っていうところで2日間とまっていたので、みんな結構やきもきしていたみたい。
マナウスのあるサイトで「もっと水位が増えるか?」という質問を投げかけたところ、返答した人の8割以上が「まだまだ増える!」と答えていました。
ペケママは?
う~ん...そうねぇ、あと少しぐらいは増えるかな?

こういう現象が起こると、日本の人たちは「異常気象ですか?」「地球温暖化の影響ですか?」とよく尋ねてきます。
それが全く的外れだとは思わない。
でもね、アマゾンみたいな大きな自然の中では、こうした現象は何年かに一度必ず起こる現象なんです。

  Maiores cheias do Rio Negro:
① 2012 - 29,97m   2021 - 29,97 m   
② 2009 - 29,77m
③ 1953 - 29,69 m   
④ 2015 - 29,66m
⑤ 1976 - 29,61m
⑥ 2014 - 29,50m
⑦ 1989 - 29,42m   2019 - 29,42m
⑧ 1922 - 29,35m
⑨ 2013 - 29,33m

こんな感じにね。
同じように「異常減水」も何年かに一度は必ず起こる。
自然のなりわいです。

とはいうものの、水の近くで生活しなくてはならない人は大変よね。
アマゾナス州では62ある市町村のうち、実に58市町村が何らかの形で被害を受けているそうです。
その中でもAnamã(アナマン)という町は、町全体が水をかぶってしまったそうです。



まさに水に飲み込まれた感あり!

マナウス市内もセントロを中心に15地区で増水の影響が出ています。

セントロのバスターミナルもこの通り。



バスによっては迂回措置をとるなどしています。
バスターミナルも変更になっているのですが、バス会社...いえ、実際に運転する運転手間の意思疎通がうまくいっていなくて、路線によっては混乱が見られるそうです。



こんなところ運転するの嫌だよねー。

でもみんな逞しい。



バスが通れなかったら、カノア(小舟)があるさ!



市場に魚を買いに行けなくても...家庭内生簀があるさ!

えええ~??



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