アマゾンわんわん日記 2018

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さようなら ProfessorRaimundo

2012年03月23日 | 人間
夕方、娘を待ちながら車のラジオを聞いていると、Chico Anysio が亡くなったことを伝えていました。
家に帰って、テレビを見ても、ブラジルのニュースはその話題ばかりです。

Chico Anysioは、ブラジルでも有名なユーモア俳優。
ブラジルのユーモア俳優は、日本の「お笑いタレント」とはまたちょっと違って、自分で作り出した人物を面白おかしく演じて、一つの番組を作り上げていきます。
Chico Anysioの名前を知らなくても「Escolinha do Professor Raimundo」のRaimundo先生なら知っている人もいるのでは?
実は私も Chico Anysio といえば、Raimundo先生しか思いつかないのです。
彼の年表を見たら、私が見ていたドラマにもずいぶん出演していたみたいですけどね。

Chico Anysioは1931年、ブラジル東北部セアラ州の田舎の町で生まれました。
8人兄弟の末っ子で、15歳の時にはもうリオに出て来て、俳優としての道を歩き始めました。
65年の俳優人生の中で、200もの役柄を生み出してきました。
現在、ネット上で、「Chico Anysioのどの役柄が好きだったか?」の投票が行われています。
結果が楽しみ!

昨年以来体調を崩して入退院を繰り返していたそうですが、先週からまた体調が悪くなり、リオの病院に入院していました。
「死んでいくのは大変残念だ。」というのが最後の言葉だったとか。
本人は、まだまだ俳優として、頑張っていけると信じていたのだとか。

来月の12日に81歳の誕生日を迎えるはずだったのだそうです。
遺体は24日、リオのTeatro Municipal で人々とのお別れをし、その後、家族に見守られながら、火葬にされるそうです。



(写真はG!から転載させていただきました。)
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