灰の水曜日

灰の水曜日。
今日から復活祭までが四旬節。
キリスト教の教義では潔斎期間なのだそうです。

私たち一般人としては...

「あ～、カーナバル終わった～。」

っていうのが正直な感想。
何か、これからようやく１年間がスタートする？みたいな、ね！

今日の午後から世間では普通の生活に戻るはす。
でも、最近では、このまま今度の日曜日までお休みを続けちゃう人が多いんですって。
ブラジル人、そんなに休んでどうする？！

マナウスでは、カーナバル期間でも結構普通にお店が開いていたりしたわよ。
マナウス人って勤勉！
ブラジリアでカーナバルを過ごしている夫と娘は「どこもしまってる～」って嘆いていた。

今回は車を借りているので、近郊の町「クリスタリーナ」まで遠征したらしいですが、結局何にもお店が開いていないで、ただ車を走らせただけで帰ってきたって。
調べれば、たくさん見所もあるんだろうに。

でも、昨晩はおいしい日本食レストランに行ったそうで、娘も夫も大満足だったみたい。
娘、免許証が無事に届いていたので、運転を任せられるようになりました。
なので夫は安心してお酒が飲めるしね。
よかったよかった。

私は、ひたすらひたすらのんびり過ごしました。
朝、にゃんこたちにご飯を上げて、一眠り。
野良えさ配達に出かけて、我が家のわんこ散歩に出かけて、一眠り。
掃除洗濯を済ませて、一眠り。
もう、ひたすら普段の睡眠不足を解消すべく、眠った、眠った！！
幸せだったわ～。

そんな幸せな日々も、おしまい！
明日からは、夫もまた忙しい日常に戻り、私も仕事や家事に戻り...
娘だけが、まだお休みの続き。
娘、明日からミナスのお友達のところに遊びに行くんです。
写真送ってきたら、アップしますね！

今晩は夫をお迎えに空港まで行かなくては。
それでは、それまであと一眠り？！
夜１０時って言っていたからな～。

おやすみなさいませ！

棚から...マンゴー

毎日通るわんこの散歩道、アパートの前にマンゴーの木が一本あります。
毎朝、実を落としてくれます。

いつも何個か落ちているのですが、たいていは鳥さんにつつかれた跡あり。
無傷のものは、一つあるか　ないか。

大きな実ではありませんが、毎日作るジュースに入れるには十分。

先日は、路線バスの運転手さんがわざわざバスをとめて拾いに来たよ！
いいのかい？
そんなことして？！

今日は、朝から収穫なし。
冷蔵庫の中に入っているのが最後のマンゴーなので、できれば一つ欲しいところ。
朝から車のしたまで覗き込んで歩きますが、収穫なし。

残念！

...と思っていたら、私たちが通り過ぎたら...

ぽとん

一つ落ちて、ころころ車道のほうに転がっていった。

あら？
ラッキー！！

わんこたちを引っ張って、車が来ないことを確認してから拾いに行きました。
続いて、今度は緑の実も...

なんか変だわと上を見上げると...

木の上でおじさんが自作の「マンゴーもぎ機」を振り回して、マンゴーとりをしていたわ。

あら～、人が収穫していたのね、と声をかけると、
「車に轢かれる前に拾ってくれたんだから、その実はセニョーラが持って行っていいよ。」ですって！

ありがとお～！！

お言葉に甘えて、熟したほうの実だけお持ち帰りしました。
明日のジュースの分までできたわ！

楽しみ、楽しみ。





三女のチコちゃんは、野良生活だった頃、おなかがすくとマンゴーを食べていたようです。
家に来てからも、マンゴーを見つけると、よく口にくわえて運んできました。
たいてい、途中で口が疲れておいてきちゃうんですけどね.

お肉の食卓

カーナバルは日本語で「謝肉祭」と訳されるように、ご馳走を食べて大騒ぎをするキリスト教のお祭りです。
キリスト教では本来、この後「四旬節」を迎え、キリスト受難に日から復活の日まで、禁欲の日々が続きます。

というわけではありませんが...

今回のお食事会のテーマは「お肉」！！
友人自慢のブラジル肉料理がテーブルの上に所狭しと並びました。



左から...
マヨネーズ（ジャガイモとにんじんなどのゆで野菜のマヨネーズ和え）
私は大好物なのですが、自分ではうまく作れない！
堪能しました。

オッソブッコ（子牛のすね肉）のフェジョン煮込み
黒フェジョン豆と骨付き肉と根菜類を煮込んだもの。
オッソブッコは太い骨の回りの肉で、煮込み以外では硬くて食べられない。
新鮮なオッソブッコを上手に煮込んで骨髄をちゅるるんって食べるのがおいしいのよ！

グリーンサラダ

おすしみたいに見えるけど...バイヨン　ジ　ドイス
お豆とソーセージなどをいためたものを混ぜ込んだご飯。

一番右側が...アルカットラ（牛もも肉）と野菜の炒め焼き
たまねぎとトマトと一緒に、塩コショウ、にんにくで炒め焼き。
肉屋さんで肉を軟らかくするために、切れ込みを入れてもらっています。

食べて、おしゃべりして、パンパンの満腹おなかがこなれた頃、デザート。



お客様お持たせのチョコケーキと抹茶ケーキ、杏仁豆腐
お土産でいただいたものを食べた夫、「うん！素人さんの作品とは思えない！」ですって。
しっとりまったりでおいしかった！

そのほかにも、アイスクリームあり、チョコレートありとおなか一杯！

ごちそうさまでした！

「ねぶた」IN カーナバル

なんだかんだとやっているうちに、カーナバルも佳境に差し掛かってきました。
昨日からリオのGrupo Especialのパレードも始まったのよね。
とても、夜には見られそうにないから、ダイジェストでみているけど。

今年はサンパウロのGrupo Especialの一つ「Àguia de Ouro」で「日伯修好１２０年」をテーマとしたパレードをしました。
そこで、青森県から運んできた「ねぶた」のだしがパレードしたそうです。





日本からコンテナ８台にわけて運搬し、五所川原市から職人さんが来て組み立てまで行ったそうで、テレビで見ただけでしたが、大きかったわ～！！
東日本大震災でブラジルからいろいろ援助をしてもらったことへのお礼と言うことでした。
詳しいことはニュースなどで日本でも報道されたことと思います。

日伯の交流に色々功績のあった方たちも招待されたそうですが、一番驚いたのは「サッカーの神様ジーコ」の変容ぶり。
いや～、太ったね～！！
誰だかわからなかったよ、本当に。

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それで思い出しちゃったけど、わたしがまだ独身で仕事をしていた頃、あの頃「日伯修好１００年」のお祝いがありました。
あの時もやっぱりサンパウロのカーナバルで記念のパレードしたの。
あの時は「VAI　VAI」というグループでだったわ。
「かさと丸」を模した山車に乗ってパレードしたのよね。

あ～、あれからもう２０年も経つのね～。
時間のたつのは早い...

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マナウスは昨日、家の近所ですっかりマナウスの名物となってしまった「GALO　MANAUS」のパレードがありました。
これも、１０年ほど前に夫の会社の人たちだけで始めた、こじんまりしたパレードだったのに...
今ではマナウス最大のBLOCO（カーナバルのグループ）ですって！！

でもね、規模が大きくなると問題も色々起きるみたいで、最近ではパレード中の泥棒やケンカなどが問題になってきているようです。
街路樹などにもいたずらする人がいるようで、今日は倒されてしまった街路樹をよっこいしょと立て直してきたわ。

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我が家はカーナバル期間中、夫がブラジリアの娘のところに行っています。
おかげで？！私はのんびり～。
いろいろあったので、少し一人でゆっくりできて、幸せなカーナバルです。

ん？

かりんちゃんが旅立ってしまい、自分では普通にしているつもりでも、一人でいるとふっと涙が出てきているときがあります。

そんなある時、車に乗って、運転席に座り、フロントグラスに目を向けると、ん？
緑色の親指の頭ぐらいのものがこちらをのぞいている。
丸い目がぱちくり！！

なに、なに？

あわてて車から降りてみると...



この人でした。

何度もイグアナとかトカゲさんとか見ているけれど、車のフロントグラス越しににらめっこをしたのは初めてよ。
思わず私も

にゃははは～ん！！

家の中では、足元を見れば、この人！



後ろを見ても、この人！！



すっかりストーカー状態。

家の外では...
玄関を開けば、常にこの人が待機。



なんか、みんな様子が変じゃない？
ねっつ、どう思う？チコちゃん！！



え～？
なんですって？
お空のかりんちゃんから、ナマちゃん通信で特別指令が出ているですって？！





かっ、かりんちゃん、気持ちはうれしいんだけど、ママは大丈夫よ！
だって、かりんちゃんは、今でもいつでもママのそばにいてくれるって思っているから。

だから、ね...

これ以上変な動物を配置するのはやめてちょうだい！！

かりんちゃんからの報告

少し早いのですが、かりんちゃんは　お空のお父様のところに、帰ることになりました。



ほら、お空のお父様が呼んでるでしょう？



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かりんちゃんを、大きな口でくわえて、飼い主おにいちゃんのところまで運んでくれた大きいわんこ、ありがとう。

小さくて、丸はげで、虫だらけだったかりんちゃんを、きれいにして、ミルクを飲ませてくれて、かわいく育ててくれた飼い主さんたち　ありがとう。

かわいくなって、わんこフェイラに来て、そこでペケママしゃんたちに会いました。
初めて人間姉ちゃんに抱っこしたとき、姉ちゃんのペンダントをがじがじしちゃったのよね。



こんな小さかったんでち。
飼い主さんたちは、わたちに「ESPERANÇA（希望）」という名前をつけてくれまちた。
ペケママしゃんたちは、ちょうど食べていたおやつのお名前「かりんとう」から「かりんちゃん」っていうお名前をつけてくれたんでち。



いっぱいお世話をしてくれた、ペケ姉しゃん　ありがとう。

ペケ姉しゃんは、私が具合が悪くなってからは、怪我をしないように、危なくないように、いつも見ていてくれました。
ペケ姉しゃんのおかげで、ママしゃんはとても助かったみたいでち。



怖い妹のぽにょ猫姉しゃん、三女のチコちゃん　たくさん遊んでくれて　ありがとう。

ぽにょ猫姐しゃんのおかげで、かりんはけんかの上手な仕方を覚えまちた。
チコちゃんとは、野良黒姉妹、仲良くできたでち。





毎日、わたちたちのために、一生懸命に働いてくれているパパしゃん　ありがとう。

わたちの具合が悪くなってからは、毎日心配で、早く帰ってきてくれまちた。
最後の日の朝、かりんちゃんはパパに「ありがとう」言ったでちよ。
聞こえたみたいで、「わかってるよ。」って頭をなでてくれたので、ほっとしまちたよ。

人間お姉ちゃんは、わたちを家に連れて行ってくれまちた。
お名前をつけてくれまちた。
お風呂の後で、いつもごしごし、きれいにしてくれまちた。
それから、いっぱい遊んでくれまちた。
本当に、本当に　ありがとう。

かりんちゃんは、もしも人間に生まれ変わったら...



そして、お姉ちゃんみたいにショパンを弾くでちよ！！
楽しみでち！！

ママしゃんは毎日ご飯を作ってくれて、お散歩に連れて行ってくれて...
一杯　一杯ありすぎて、書ききれません。
でも、全部　全部に　ありがとう！！





それから、それから、

かりんちゃんに、毎年お注射をしてくれた獣医のハケエル先生　ありがとう。
かゆいかゆいの病気を治してくれた　シャラッコ先生　ありがとう。
最後までかりんちゃんを診察してくれた　アドリアーナ先生　ありがとう。
かりんちゃんをかわいがってくれた門番のおじしゃん　ありがとう。
毎日お散歩でご挨拶をしてくれたおじさん、一緒にお散歩してくれた幼稚園犬しゃん、みんなみんな　ありがとう。

ママしゃんのブログで　かりんをかわいがってくれたみなさん　ありがとう！！

はあ～、かりんちゃん、PKバッグに詰まっていた「ありがとう」をみんな出したでちよ。
で、かわりに、みなしゃんの思い出をパンパンに詰め込みまちた。
お空のお父様に見せるのが楽しみでち！
「かりんちゃん　一杯かわいがってもらって　一杯楽しいことがあって　よかったね！！」
ってきっと褒めてくれまち！！

そうしたら、今度はなにに生まれ変われるかな？
なにに生まれ変わっても、きっと幸せになれる気がするでちよ！





あっ、お空のお父様がまた呼んでいます。
そろそろ、お空行きのナマちゃんバスが到着する頃でちね。



みなしゃんに一つお願いがありましゅ。
かりんちゃんはペケママしゃんの家で、とても　とても幸せでちた。
かりんちゃんみたいな、幸せなわんこが一匹でも増えてくれるように、みんな、力を貸してくだしゃい。
よろしく、よろしく　お願いします。

それでは、みなしゃん　またどこかで会いましょう！！
　　　　　
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かりんちゃん　２０１５年２月１２日　午前１１時２０分ごろ　息をひきとりました。
満９歳になったばかりでした。
かりんちゃんを愛してくださった皆様、どうもありがとう。

新しい日本食レストラン

新しくできた日本食レストランに行ってきました。

ここは元総領事公邸付の料理人の方が作ったお店。
本格的な日本料理がいただけるお店。

メニューはお任せのコースだけ。
一品ずつ運ばれてきます。
おいしくて、まずは食べちゃうので、写真を撮るのを忘れちゃった！

席に着くと、まずは先付け。
昨日はお茄子のあんかけ。
薄味で、日本の味っていう感じ。

揚げ物が海老と野菜のてんぷら。
抹茶塩と天汁でいただきます。
夫は、このほとんどおだしだけ？っていう感じの色の、白だしに感動したみたい。

焼き物は昨日は鮭のみそ焼き。



「脂が乗っていておいしい」という方もいたけれど、私は「脂だけ？」みたいな感も...
みそ焼きにするなら、せっかくだから「鮭」とかじゃなくて、地元の魚「ツクナレ」みたいな白身の魚のほうがおいしかったのにな～、と素人ながらに思うのですが...

椀物が茶碗蒸し。
これは自分ではうまく作れないので、たいへんおいしくいただきました。
上に載っていたのがにんじんで作った梅の花で、夫の顔が一瞬引きつっていましたが...

箸休めに酢の物が出て...

閉めはお寿司。



マナウスで、ネタをそろえるのは難しいのよ。
ブラジル人向けの流行の、アボガド巻きとかホットフィラデルフィアとか作らないであつらえるんだから、大変だと思うわ～。
メインは鮭で、あとさばもあった？
工夫したお膳で、おいしくいただきました。

ただ、一緒に出されたお味噌汁の味がぼやけていて、しかもぬるくてがっかり。
どうせならお吸い物とかにしたら、もっとすっきりするんじゃないかと思う。

デザートはコーヒーゼリー。
ブラジルに無いものだからね。
一時、日本人の方たちの間で、はやった一品。
香ばしい香りのコーヒーの上に、甘いクリームがかかって、おいしかった！

これだけのコースで一人１００レアイス（約５０００円）だそうです。
これを安いと思うか高いと思うかは、あなたしだい。

私個人としては、このお値段でよくがんばってるな！と及第点。
夫はマナウスでこれだけのものを食べられれば満足、とこれも及第点！
そのうち、値上がりするだろう...か？！
しないで欲しいけど...
これだけの味をこのお値段で維持していくのは、容易なことではないでしょう。

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昨日は私は運転手だったので、飲み物は水でした。
夫は焼酎を持ち込み。
持ち込み料は５０レアイスだったそうです。

ところで！！
「夫のお祝い事」って一体？とお思いの方。

ヒントを載せましょう。

シュッ

カキーン

ヒューン

トン

トン　トン

ポトン

えええ～？
また～？？

なああ～んだ？！

　　　

暑い日

今日のマナウスは暑いです。

家の中の動物たちはエアコンがあるからいいわよね。
でも、ガレージ猫のシロタサンととらこさんは...



だら～

平和よね～。
だれも、あなたたちが現役野良猫だなんて思わないわよね。

それにしても、とらこさんの「んば～」、足をそろえちゃって、てもちょこんとして、やたらとかわいくない？
ぽにょ猫姐さんとは、大違い...
だって、ぽにょ猫姐さんはこうですから。

んば～！！



豪快そのものよね。

あら、とらこさんが目を覚ましたみたいね。



まあ、寝起きの姿もかわいいわ～。

うう～ん、なんて、伸びをされると、もうかわいくって、かわいくって！



あら？
シロタさんは、早速ご飯？



本当によく食べる子ね～。
まあ、よく食べてくれることには、安心だけどね。
それにしても、その、おなか！！

あっ、あちらから、毛刈り後のアルパカ？！




と思ったら、ペケ姉さん？！

う～ん。こんなプードル、見たことない？！

どちらさまですか？

携帯電話をふと見ると、元同僚嬢からメッセージが入っていました。

元同僚嬢は２年ほど前に退職。
その後も外注の仕事をしてくれていた関係で、顔を合わせることもあったし、連絡を取り合うことも有りました。

なので、今回も「何の用事かな？」ぐらいの気持ちでメッセージを開いてみると...

いきなり「詩」
「言葉」を仕事にする彼女らしく、ユーモアを駆使した巧みな言い回しを用いて、なんとも興味深い「詩」。
もちろん、ポルトガル語。
しかも、かなりの長文！！
ペケママ、半分ぐらいしか、いえ、それ以下しか理解ができない？

えっ？え？
一体、これって、どういう意味？

っていうか、どうして彼女はいきなり私にこんなものを送ってきたの？！

最後まで読んで、なぞが解けました。

「お誕生日おめでとう　親愛な＊＊さんへ！！」

送り先、間違ってるし！！

おねーさんったら、まったく、もお～！！
と思いつつも、彼女に返信メッセージを入れました。

「お誕生日メッセージ、送り先間違ってるよ。」

しばらくして、彼女から返信。

「えへへ、ごめんなさい。っていうか、一体この番号、だれ？」

「忘れちゃったの？ペケママだよ！」

「えええ～？？ペケママ？だって、ペケママの携帯って別の番号じゃなかった？」

いえいえ、１０年前からこの番号です。

「じゃあ、この間（注・１年ぐらい前らしいですが）ペケママに送ったメッセージは、一体どこへ行ったの...？！」

まだやってたの？！

おねーさん、電話番号を少し整理するように！！

」

タトゥーの意味

日本ではタトゥー（刺青）というと、あまりまだ一般的ではありませんが、ここブラジルでは実に色々な人が刺青をしています。

私の友人の中でも、いつもお世話になっているコストレイラ（縫いこさん）は「全身　これキャンパス」っていうぐらいに入れている。
背中全面、肩から胸部分まで刺青が入っているので、さすがにこの辺で打ち止めだろう、と思っていたら、またまた刺青部分が増殖し始めた。
今度は、足。
しかも、自分の仕事道具のメジャーやはさみ、トルソー（？）といったものをデザインして刺青にしているのよ。
「それって、どうなの～？」って言ったら、
「私は、私の仕事を愛しているから、いいのよ！」だって。
太もも内側なんて、涙が出るほど痛いんですって。
どうしてそこまでして？！

　　＊　　　　＊　　　　＊　　　　＊　　　　＊　　　　＊　　　　＊

さて、話は変わりますが、サルバドールの軍警察官が「タトゥーからみる犯罪傾向」についての見解を発表し話題になっています。
彼は約１０年間、刑務所、警察署、法医学研究所等々の機関から資料を収集。
同じ絵柄を入れている犯罪者の経歴や犯罪歴などを検証したそうです。

例を挙げると...

ピエロの図柄は強盗や警官殺し
魔術師やお化けは、麻薬の密売人
手の甲に一つだけ星の入った図柄は、スリ

という具合です。

これらの図柄の意味は、ブラジル国内に限らず、他の国でも共通なものが見られる場合があるそうです。

この結果は、もちろん一般市民を差別的な目で見るために使われるべきではなく、警察官の安全確保や捜査の手がかりとpすることが目的だとこの軍警察官は述べています。

それにしても、犯罪の種類によってタトゥーの図柄が違うとは...
「全国　ピエロ刺青の会」とかできたりして。