**Hikari no taba **

もの作り*夢づくり

驚きました。

2018-09-07 | blog

最初、映像を見ても何が起きたのか分からないぐらい、北海道の地震にはびっくりしました。

地震の恐怖や色んな片付けなどで、まだ復興というところまで来ていないと思いますが、被害に遭われた方々には謹んでお見舞い申し上げます。

私たちも阪神淡路大震災の時には1週間電気が復旧しませんでした。暗くなると怖くて早く朝が来てほしいと家族みんなで固まって寝ていたのを覚えています。水道もガスも止まっていたので、最初は近くの井戸のあるところまでお水を貰いに行ったり、給水車が来てからはそちらで貰ったり、最後は消防局までお水を貰いにいったりして、お風呂の湯舟にお水をためてトイレなどの生活水にしていました。周りの民家などはつぶれてしまっていましたが、私たちが当時住んでいたマンションは、耐震にされていたのでつぶれずに助かりました。家の中がぐちゃぐちゃだったので避難所にも行ってみましたが、マンションが崩れずにいてくれたので家を片付けて避難所に行かないことに決め、その日の内に片付けを始めました。

でも、避難所に行かないということは自分たちで食料や情報も集めないといけないので、結構大変でした。そんな時、主人の友人が道路が寸断されていたのに、50㏄のバイクで地道を使って大阪から神戸までカセットコンロやおにぎり、電池式のライトなどを持って来てくれた時には涙が出そうなぐらい嬉しかったです。ラジオからの情報や音楽にも慰められました。

あの地震の時に感じたのは、人の助けや、助けようと集まってくれているその思いを感じることが、私たちの勇気を奮い立たせてくれていたと思います。毎日普通に過ごせることがどんなに有り難いことか、地震は怖くて辛いことでしたがそれ以上の気付きがありました。

今、大変な思いをされている方々が一日も早く普通の生活に戻れますように。そして、あきらめずに前に進めますように。