
ちょっと、華奢な体つきのイソヒヨドリ。
どうやらイソヒヨドリの幼鳥のようです。
若々しくて美しいピュアな感じがします。
イソヒヨドリはスズメ目ヒタキ科イソヒヨドリ属に分類されます。
ヒヨドリと名がついていますが、ツグミに近い仲間だそうです。

イソヒヨドリの育児は独特で、卵の数は5~6個。
ヒナが巣から巣立つまでは、両親が協力して、昆虫や小動物などの高カロリーのたんぱく源をせっせと雛に運びますが、雛が自分で飛べるようになる巣立ち後は、オスが給餌する雛、メスが給餌する雛とそれぞれ担当するヒナに分けて受け持つようになるのだそうで、自分の担当のヒナ以外には餌も面倒も見なくなります。

出来るだけ小さなユニットに分散しようとする性質があるそうです。
こういう所から「山の孤独者」と呼ばれています。

この子は、これから自分の力だけで生き抜いていかなくてはいけないんだなと思うと、


応援せずにはいられない。

ちょっと、この子の親鳥のような心持ちになってしまいました。
