Spy in Chancery (A Medieval Mystery Featuring Hugh Corbett) 価格:¥ 1,209(税込) 発売日:1991-07-04 |
フランスのハンサム王フィリップ4世に興味を持って(笑)、彼のその後をちょっと調べてみました。そしたら、出るわ出るわ(^o^;)次々驚くべき事が判明。
彼が所属したのはヒュー・カペー(わっ怖そう(^^;))から300年続くカペー朝。フィリップ4世は、この当時は老練なエドワード1世を翻弄する若き頭脳派だったようですがが、1314年に46才の若さで狩猟中に脳の発作を起こして他界。彼には3人の息子、ルイ、フィリップ、シャルル(この人が1番父の美貌を受け継いだね)がいて、次々王位を引き継ぎましたが、次々早世。カペー王朝は途絶え、従兄のフィリップが後を継ぎ、ヴァロア朝に移るわけです。
まあ、3人の息子たちの行末、これだけでも衝撃的ですが、さらに超~びっくりなのは、末娘イサベラ。エドワード1世ったら、あんなにフィリップ4世嫌いだったのに、ななんとその末娘を、跡取りの嫁にしているんですね~。てことは、彼女は、そう、知る人ぞ知る、イングランド王家最悪の悪妻、イサベラ王妃なのですよ。(汗)彼女は父に似ずとろい夫エドワード2世を食い物にして、最後は愛人と計って惨殺(ひぇ~~)したという、世にもおっそろし~~王妃様です。
てことは、もちろん、後のアセルスタンシリーズに顔出しする、エドワード3世は彼女の息子(つまりはフィリップ4世の孫だ)、エドワード黒太子、ジョン・オブ・ゴーント、エドムンド・オブ・ラングレーの3兄弟は、彼女の孫なのです~。