ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

The Anger of God : Chapter 5

2009-07-25 09:42:28 | Athelstan・Doherty
The Anger of God (Sorrowful Mysteries of Brother Athelstan)The Anger of God (Sorrowful Mysteries of Brother Athelstan)
価格:¥ 1,247(税込)
発売日:2001-06-09

What a stinking pot of turds!

のっけから、汚い言葉に反応してすみません。(^^;) これ、クランストンの、ギルドホールの商工会オヤジ達の悪口の一部(笑)(これで犯人がこの中の誰かでなかったらどーする?(笑))。。。potと言えば、魔法瓶じゃありませんよ、ある日校長がRoom of Requirementで見つけたchamber potです。これもまたまた懐しいハリポタボキャブラリだなあ。。。。

6つの鍵の保安庫作者スターミィの自宅に向かいながら,ふと,昔の師,3巻に出てきたポール牧師の言葉を思い出すアセルスタン。

The root of all sin is pride. And opposite of love is not hatred or indifference put power. Power corrupots; the pursuit of it is the road to hell.


スターミィの店に着きましたが,主人は留守の模様で,メイドと弟子ペロット(フランス語読みならペロー)が応対。ペロット君によれば,マスターはちょっと前に誰かに呼び出され,いそいそと出掛けて行ったそう。ペロット君はまた6つの鍵の仕事を手伝ったそうです。そしてマスターを訪問したのは,太った市長と殺されたマウントジョイだけだったそうです。

帰り道,クランストンとアセルスタンは,(ヤバイ手遅れだった)スターミィは帰ってこないなと直感。クランストンはアセルスタンに付き添い,ロンドン橋まで見送り。

教会に戻ったアセルスタンは,戦争に行った時から付き合っている愛馬フィロメルに話しかけますが,反応なし。裏町のプリンス(笑)ボナは,デートか狩りでお出かけ中。

明け方、招かざる客がやってきます。Who is it?の問いかけに後ろにクロスボーで答える失礼な奴。彼は、Anger of Godのメッセージと言い、「お前は皆の修道僧なのに何故太った君主達と付き合うのだ?」(余計なお世話(笑))クランストンみたいな戦う騎士でないアセルスタンは、気持ちを落ち着かせる為に、ワインを1杯。

朝にやってきたのは豚飼い女ウルスラ。彼女のお母さんグリセルダが危篤だそう。
グリセルダ婆さんの最期の告白は,私天国に行けるかしら? ダンナは待っててくれるかしら? 女好きだったけど若い頃はハンサムで。。愛してたわ。。まあなんて素敵な告白なんでしょう。それに,アセルスタンのような坊さんに看取られたら,皆安らかに天国に行けるよね。いいなぁ~。唯一,キリスト教が羨ましいと思う瞬間。


The Anger of God : Chapter 4

2009-07-25 09:33:44 | Athelstan・Doherty
The Anger of God (Sorrowful Mysteries of Brother Athelstan)The Anger of God (Sorrowful Mysteries of Brother Athelstan)
価格:¥ 1,247(税込)
発売日:2001-06-09

アセルスタンシリーズに度々登場するギルドホール,辞書にはロンドン市庁舎と出てきますが,ロンドン全体の市役所とは別物で,現代もこのチープサイドの一角で自前の「市長」を持ち,女王様すら無断で立ち入る事のできない(^^;)特別な権限を持っているとか。ちなみに,マウントジョイ家からボスコンブと一緒に引き取る事になった2頭のウルフハウンド,ゴグとメーゴグは,ギルドホールにちなんで名付けられたようですね。

お食事は,薔薇の間なかなか豪華。アーサー王の円卓を模ったテーブルだそうです。若いリチャード王は,クランストンとアセルスタンがお気に入りなのですが,ジョン・オブ・ゴーントは,それを嫉妬しているのだそう。王様の家庭教師ハッセイもまた王様のお気に入りですが。。。

献立が例によってスゴイ(笑)
ヤツメウナギ,サーモン,鹿,猪,白鳥,孔雀。サーモンはともかく,普通なかなか食卓ではお目にかかれませんよねぇ。

…な~んて感心していたら,突然,お魚商会のフィッツロイ氏,もんどり打って昏倒。クランストンが駆けつけた時には,もう絶命。口の臭いを確認したアセルスタン,ニガヨモギ成分を察知。(またハリポタボキャブラリ!)王様,叔父の制止を振り切り,近付きます。

召喚されたクランストン家掛付医師ドゥ・トロイズも毒殺と判定。早速残り物調査開始。。。ですが,給仕によれば,皆同じ皿,同じワインジャグから。その残り物から一切毒物は見つかりません。

ここでゴーントはようやく王様を寝かしつけ(笑)ます。

ゴーントがドアに貼られたイラ・デイを名乗る犯行声明を発見。そしてさらに驚くべき謎。その日納品されたばかりの,商工会メンバーが共有する6つの鍵でしか開ける事のできない保安庫から「商工会費」が盗まれ,そこにもイラ・デイの声明。

殺人は絶対違うと思うけど,「商工会費」は,ルパン三世ドリアン・レッド・グローリア伯爵の仕業かね。ワトソン君(爆)

アセルスタン質問。6つの鍵のマスターキー(TSAロックのマスターキーみたいなものか)は存在するのか? No.鍵は皆固有。予備キーはあるのか? No.そんな事をしたら叛逆。

6つの鍵の保安庫。。。よく似た物をハリポタで見ましたねぇ。7つの鍵。。ああ,あれは別々の箱のキーだから,ちょっと意味が違いますけど。

しかし,スターミィという名に何故だか聞き覚えのあるクランストン,早速訪ねる事に致します。


Run!Run!Run!