ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

FOTR CD: 2-4: A Journey In the Dark (1)

2006-05-15 00:08:12 | Tolkien・LOTR
カラズラスに敗れた旅の仲間達はミーティング。ガンダルフは,このまま続けるか,裂け谷に帰るかと問いかけます。ホビット達はちょっと期待,ですが,フロドは,それは恥でしょう,と。ガンダルフは,もし裂け谷に帰れば,指輪がそこにあるとわかってしまい,もう破滅を待つしかないと補足します。そして,今までアラゴルンの反対もあって言わなかったが,他に考えられる道があると告白。それはモリアの坑道と通り抜けるという方法です。これを聞くと,ギムリが興味を示します。

(映画ではギムリは最初から積極的にモリアを勧めていましたが,原作では最初からバーリンについての見通しは悲観的で,映画とはかなり違いがありますね。)

ボロミアは,ローハンを通ってはどうかと提案します。ローハンの人々はフレンドリーだし安全だったと言います。しかし,ガンダルフが,ボロミアがゴンドールから裂け谷に向かった時は,敵の目はそちらに向いていなかったので安全だったが,今は指輪と一緒にいる限り,あんたも同じ危険にさらされておるぞ,と,忠告。

(ボロミアは映画ほど熱心ではありませんが,ローハンを通る事を勧めますね。ガンダルフがローハンに難色を示すのは,HoME時代,ローハンがまだ悪役だった時代の名残をちょっと感じます)

モリア行きに積極的なのは,ガンダルフ,ギムリ,まあガンダルフが行くならとアラゴルン,ホビット達はあまり歓迎せず,レゴラスとボロミアは反対気味。ですが,指輪所有者フロドの決断は,あまり気は進まないが,ガンダルフのアドバイスを断る事もできない,でした。(映画でもその辺ちゃんと言って欲しかったね)

そこへ突如,ワーグの襲撃。ホビットの冒険を読むと,また何かいや~な予感(笑)がしそうですが,今回はレゴラスの大活躍もあり,なんとか撃退。ガンダルフもちょっと学習しましたかね。(笑) しかし,レゴラスは,意外にも,何故かせっかく原作で弓の腕前を披露しているシーンが,映画では削られたり,大将に取られたり(場面は違いますが,ナズグルを追っ払うのは原作ではレゴラスでしょ~)というパターンが,結構多いんですね。(汗)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿