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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

久しぶりにBBC版LOTR (4)

2007-01-30 22:53:33 | Tolkien・LOTR
通勤の片道でディスク1枚分聴ききれなかったので,今日もまた1日で1つ,です。
このパートは,ついこの間CDを聴いていたので,原作を結構覚えています。

ガラドリエルの視線について,サムとピピンは家に帰りたいのがバレたとか,ボロミアがミナス・ティリスの人間がどうのこうので何かアヤシイとか,アラゴルンが彼女の事を悪く言うな,なシーンがほぼ,原作通りに収められていました。ただ,ボロミアが何か考えていた?な所は省略。

指輪に反応するガラドリエル様,生の肉声だけの演技が素晴らしいですね。ケイト・ブランシェットも生声で聴いてみたいわ。既に大女優の貫禄を見せていた彼女を,ああいう扱いするのは,失礼ですよね。

贈り物のシーンは,ギムリがやけにクローズアップされていたと感じたのは私だけ?(笑) そもそもレンバスにかぶり付く所から,アンドゥインの急流に出るまで,ずっとギムリが目立ってました。

そーだ,贈り物と言えば,ボロミアとメリーとピピンはベルトをもらっていますが,西洋では「ベルト」は,まずズボンのずり落ち(笑)を防ぐより先に,剣等の武器を下げる為に使う物で,戦士とか権力の象徴なのだそうですよ。‥という事をこの話から学びました。また「Mother has the belt in my family.」と言う表現もあるそうで。その家はかかあ天下なのだそうです。(笑)
ボロミアは当然として,メリーとピピンがベルトをもらうのは,なかなか意味深い事です。でも,映画で,これを,既に持っているのにlわざわざ,ナイフに改変したというのは,もしかするとPJサイドは「ベルト」では意味がわからない人もいるのでは?と気を遣ってくれたのかもしれません。

アンドゥインでは,サムが「目や足の付いた変な木」の話をする所や,サルン・ゲビアで皆が慌てる所は収められておりますが,オークとの小競り合いとかレゴラスの新しい弓矢デビュー等はありませんでしたね。アルゴナスもあっという間に通り過ぎて,原作や映画のような感動を味わう暇がありませんでした。

で,もう湖です。
あっという間にミーティング。ボロミア,原作ではロスロリアンで言うセリフ「棄てるのは馬鹿げている。」をBBC版ではここで言ってますね。ここで1人になりたいと席をはずしたフロドと,ボロミアとの最後の会話。実は原作の朗読では,フロドがすごーく冷たく感じたのですが,同じセリフを喋っているのに,イアン・ホルムの性格なのでしょうかね? とても暖かく聞こえます。最後に「No!」と言って突っぱねる所も,ボロミアを心配している感じがよく出てます。朗読は,何を言おうとしているかわかってます,と,言っている辺り,嫌悪感が出ているんですよね。(汗)

BBC版フロドは結局,アモン・ヘンの幻影は観なかった?んですね。

最後に,メリーとピピンを助けようと飛んでくるボロミア。彼が角笛を鳴らした所で,終りです。


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2 コメント

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ケイト・ブランシェットの生声 (ぐら)
2007-02-01 19:38:47
確かDVDの特典映像で聴けたと思いますよ。(すでにご存知だったらごめんなさい)
どこだったかは探さないとわかりませんが・・・(汗)確かアフレコの話のところだったと。
ケイト・ブランシェットの生声は低くてとっっってもカッコ良くて、「このままで良かったのに・・・」と思ってしまいました。本当に生声でやって欲しかったです!
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え?聴けるんですか? (える)
2007-02-02 00:25:25
ぐらさんこんばんは!
DVDの特典映像ですか。いや~それは知りませんでした; 今度時間がある時に,DVD観てみます。情報ありがとうございます。
あそこは,‥ホントに何故生にしなかったのか,なんか観ている方が,後悔しちゃいますよね。
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