ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

The Nightingale Gallery : Chapter 5 (2)とChapter 6 (1)

2007-04-06 19:37:55 | Athelstan・Doherty
Cranston卿はAthelstanを連れ,情報を求めて,Newgate監獄にやってきました。Newgate監獄は,20世紀初頭までロンドンに実在し,14世紀頃は,普通の囚人の他に,Court of King's Bench(王座裁判所=王座の前で行われ王様が直々に参加する裁判)からの囚人も収監されていたそうです。拷問もアリだったそうですよ。

この監獄の描写,囚人の持ち物を巻き上げる看守がいたり,巨人が見張りをしていたり,ハリポタに出てくるアズカバン監獄もきっとこんな感じなんだろうな~と想像させられるような恐ろしい記述が‥‥(汗)

で,今度はアヤシイ魔術師。チンギス・ハーンの宝物殿を見てきた?(^^;)などとアヤシイ事を言い,インチキ魔法を使って見せてます。

そして行き着いたのは,これまたあやしい(笑)apothecary,平たく訳せば,薬剤師,ですが,これは古語(archaic)でございますよ。現代のpharmacistとはワケが違います。Cranston卿,この薬局を捜索したら,Guildhall(現在ロンドン市庁舎ですが昔は裁判所)でなく王座裁判所に呼び出される事になるぞ,と,脅しております。ははあ,王座裁判所ってそういう所なんですね。

‥という事で,今日読んだ所は,監獄から魔術師から薬剤師まで,何故かハリポタの世界に入ったような不思議な感じでした。

追記:でも「王座裁判所」って。。。この時の王様,10才,でしたよね?(汗)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿