The Nightingale Gallery : Chapter 5 (1)

前の章で書くのを忘れましたが，居酒屋の，ビールの開いた樽の上に，ハトだったかな？巣を作っていたそうです。（ひぇ～～）

さて，この章で，Athelstanが，弟を戦場に連れて行って，そして彼が亡くなったいきさつを詳しく語ってくれます。裕福な農家の出身の兄弟は，兄が聖職，弟が跡取りと決められていたのですね。。。。そう言えば，そんな話は昔読んだイタリアの中世の話にもありました。どうやら当時のヨーロッパでは，裕福な家では兄弟が何人かいたら，跡取り，軍人，聖職者，と，それぞれ割り振られたのだそうですよ。

で，話が逸れましたが，兄弟は，近くを通る軍人達の様子を見たり，いろいろロマンチックな話を聞いて面白そうと思い，Athelstanは弟を連れて，志願して付いていったのだそうですが，現実は話とは全然違い，ある時フランス軍にいきなり襲われ，戦っているうちに，弟さんが戦死したのだそうです。

両親も悲しみのあまり死んでしまい，司教にCainと同罪と言われたAthelstanですが。話を聞いたCranston卿は，それは人殺しではない。と言い切ります。初めて人殺しではないと言われたAthelstan、閉ざしていた心の扉が，ちょっとだけ開いたのかな。。。

打ち解けた2人は，事件についてそれぞれの考えを持ち寄り，推理を重ねて行きます。