三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

老兵の記憶をここに~ 銀河 をプラモで再現

2011年07月29日 | 老兵の記憶 父達の戦争体験
前回7月5日の記事からの続きです
カテゴリー「老兵の記憶~ 」も新設いたしました
今後の「老兵の記憶~」は、カテゴリーより
お入りいただくと読みやすくなると思います


RIATから帰国後、銀河の連合軍コードネームを調べようとしたが
1999年の私にネット環境などなく検索などは無理
航空雑誌を開こうとしたが~ 捜すの面倒・・・

手っ取り早く「銀河」のプラモを自宅前の模型店に捜しに行った
義父の乗機は魚雷攻撃もした、ということを聞いていたので

ハセガワから1/72で発売になっていた雷撃型を即購入
そのボックスに書かれていたのは

空技廠 日本海軍陸上爆撃機「銀河」
そしてコードネームは Francis(フランシス)
なんとも爆撃機らしくない響きの綺麗な連合軍コードネームだこと
(後に調べるとFrancisと命名後に、
    Frances(フランセス)と改名されたとの文献もあった)

それを完成させたものがこれ


大きな改造箇所はないが、義父に贈呈するので展示ケースも自作
ケースはアクリル透明版から台座も全て自作した
さらに出張先で立ち寄った模型店で購入した
メタル製の1/48スケール 「誉」エンジンも置いてみた



機体番号等は記憶が薄いということで単純に付属デカールをそのまま使用

雷撃機ならば魚雷も鏡で見えるようにしてみた


パネル縁に塗装の剥がれも再現したつもりですが難しいね

機体はタイヤにネジを埋め込み台座に固定
たぶん逆さにしても落ちないとは思うが
機体側に固定した脚元部は普通の接着なので強度はたいしてない


完成品はこのまま義父に進呈してしまうので
無用のケース開封など出来ないように
極小ネジで全て固定してしまった

横にある義父の写真は、霞ヶ浦で訓練中の肖像です
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6 コメント

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こんばんは。 (高木)
2011-07-29 21:01:06
ノザワヤさん、この銀河は最近作られたのですか?私は細かいものはとくと駄目です。
私の母方の祖父は戦艦陸奥に乗船したことがあったと遙か昔に聞いたことがあります。
呉で謎の爆発で沈没した時は乗っていなかったとのことでした。来月で66年経過するのですね。
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高木さん こんばんは (ノザワヤ)
2011-07-29 22:51:33
先程はブルー情報ありがとうございました

この銀河は1999年の秋から製作開始
完成は年末か翌年初めだったと思います

この頃は私も老眼鏡など使わずにいられましたが
最近は老眼鏡ナシではとても作れません
ヘッドルーペは邪魔なのでメガネを探していたら
プラッツから値段手頃で発売になりましたが
なかなか手に入りません
モデラーは老眼鏡ユーザーが多いのでしょうか(笑)
返信する
綺麗な「銀河」プラモ (久保寺 進)
2013-01-28 17:52:47
ノザワヤ様
綺麗に仕上がった「銀河」!「誉」発動機(エンジンと言わない)が効いてます。ところで、空技廠から「銀河」の開発途中ドイツへ派遣された技術少佐がいまして、彼は鈴鹿空からペナンへ、そこからUボートでロリアン港(仏)へ向かう小説・「ロンギヌス迷宮」を紹介したいと思います。ロリアンで出くわす「モスキート爆撃機(英)」、シュトルヒ、ライサンダー(英)、Me262など技術面の記述も詳細でリアル。話の主題が後半部で歴史観、宗教観へ移り、現代日本と日本人のありようを読者に問うのです。近年読んだ中で、「凄い」と思った作品です。飛行機ファン(私も)には最高!作品の舞台の半分以上がドイツ、フランスー戦争物の暗さがなく、どこか「華やか」。この場をお借りして、ご紹介させていただきました。失礼。
返信する
久保寺 進 さん こんにちは (ノザワヤ)
2013-01-28 23:18:00
ロンギヌス迷宮、早速検索してみました。

以前は航空小説等を読み漁っていた時期もありましたが
老眼の進行と共に遠ざかり、最近は本屋の立ち読みにも支障が(笑)
「ロンギヌス迷宮」面白そうな内容に、老眼を新調せねば。

忘れかけていた航空小説へのお誘い
ありがとうございます。
返信する
ロンギヌス迷宮 (カジモト)
2013-02-17 16:33:45
別のブログで「ロンギヌス迷宮」を知り、読みました。根っからの飛行機好きの私、戦時下のドイツ国内事情や多彩な航空機登場場面は実に面白い。ドイツが捕獲したライサンダー機で主人公がボルドーへ移動する場面がいい。スイス国境通過の時、スイス空軍がけん制飛行で迫ってくる情景はいつか映画で観たような描写でした。Me262を見て、「これは鮫だ!」と思う主人公の感激は分かるような気がする。でも、「凄い」という実感は全体の構成、展開かな?「ロッキード事件」を思わせる戦後史やユダヤ人=日本人論を基礎ににした「北緯34度32分」は圧巻!しかし、謎解きを読者の側に回し、「問題の神社」を明確に特定しなかったのは、作者の安全策?逃げ?
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Unknown (ノザワヤ)
2013-02-18 12:01:53
カジモト様 ロンギヌス迷宮へのお誘いありがとうございます。
先日、紹介され面白そうなのでネットで注文してしまいました。

時間がなくまだ読んでないですが、ご紹介された部分も
楽しみに読ませていただきまう。

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