野良暮らし ねこ暮らし

田舎暮らしを夢見て、こつこつとお金を貯めています。

雨の星野で セツブン草

2015-03-04 22:37:20 | 草花・花
土曜日に続き、翌日曜日にも星野へセツブン草の撮影に行った。
前日の晴れとは打って変わって、あいにくの雨模様だ。
が、草花を撮るにはこのほうがよい。光がやさしく花全体にいきわたり、花の可憐さがいっそう引き立つのだ。
人の出も少なく、雨にぬれることを厭わなければ、誰にも気兼ねせずにじっくり花に向き合える。

どの株が絵になるかは前日に目星をつけておいたので、迷わずにその株へと向かった。
その多くは雨に打たれて、うなだれているものが多かった。

     前日同様、迷惑になるだろうから三脚を立てることはしない。
     200mm側での撮影が多くなるので、手振れのないよう感度を上げる。 ISO640から800くらいだ。

     さて、撮影開始だ。 
     思い描いた通りのシチュエーション。
     好みもあろが、雨の撮影では露出不足に気をつけたい。少しばかり露出を多めにすることで、全体に柔らかな絵になる。

     








前日と同じ構図で撮ってみた。 しっとりと苔の付いた岩が濡れているのがよい。







雨でうなだれている。




         
         前日のベストショットと同じ株も天候によって随分と印象が違う。
         が、今回もやはりベストショットとなった。
         




撮影中におばさんに声をかけられた。
チゴユリのようなものを指さし、この植物は何だべ?で始まって、色々なことをしばらくお話しさせていただいた。
話す言葉の方言が強く栃木県北の方かと思ったのだが、いや、もう少し行っている。
イントネーションは明らかに関所を越えているように感じる。 どこから来たのか尋ねると、やはり福島県は本宮だという。 やはりだ。
福島と聞いてうれしくなってしまった。 で、しばらく福島の話を聞くことができた。
山桜を追って、会津のほうへ行くことを告げると、山桜の名所を教えてくれた。5月が楽しみだ。

さて、撮影を続ける。

セツブン草も一通り撮影を終えた。
これまた前日同様に紅梅を撮ってみた。
やはり晴天下よりも雨の中のほうが美しい。



ロウバイはほぼ終わりかけていた。
かわってこれからはサンシュユが咲き始める。


こんな春の雨の日が好きだ。   ちと寒かったけど。

雨が強くなってきた。
この後、雨のコセリバオウレンの撮影に行った。
Nikon D700  AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR