ウォーキングなど外出の時は愛用の「iPod nano」で好きな音楽を聴いています。帰宅してからはパソコンで「i Tunes」を立ち上げて続きを聞くこともあるのですが、切替作業が面倒だ。
そこでネットで調べると自分でも作れそうなオーディオアンプの製作記事がたくさんあったのでその中の一つを真似して作ってみた。
これで「i Pod nano」のソケットを3.5mmステレオジャックに挿すだけでご機嫌な音楽が自宅で手軽に聴けるようになった。
自作だし、モノラルアンプなので音質は今一だがBGMとして聴いている分には何にも問題はない。 |
いきなりユニバーサル基板を使って回路を組立てる技量、自信がないので「ブレッドボード」上で製作することにした。
まず、ブレッドボードの画像に8Pの低電圧オーディオ・パワーアンプIC「LM386」を中心に「PhotoShop Elements」で書き込んで設計図を作った
*画像をクリックすると拡大画像が別窓で開きます。
使用部品リスト
LM386 | 1 | オーディオパワーアンプIC | ブレッドボード外取付け部品 |
電解コンデンサ 1000μF | 1 | 大容量、取扱い注意 | 小型スピーカー 1個 |
電解コンデンサ 100μF | 1 | | 可変抵抗器 10KΩ 1個 (音量調節用) |
電解コンデンサ 10μF | 1 | | DCソケット パネル用(2本足) 1個 |
積セラコンデンサ 0.1μF | 1 | |
積セラコンデンサ 0.047μF | 1 | |
カーボン抵抗 10Ω | 2 | |
3.5mmステレオジャックDIP化キット | 1 | キットでなくてもOK |
接続用ジャンパ線 | 10数本 | 単線、より線混在 |
8ピンのIC「LM386」
この小さなICがオーディオを制御するなんて凄いことだなぁ
3.5mmステレオジャックDIP化キット
キットでなくても良いのだが、ブレッドボードに載せるために利用しました。
ハンダ付け作業があります
パネル取付け用DCジャック
赤、黒色のリード線は付いていないのでこれもハンダ付け作業が必要です
電源はACアダプター経由の9Vを使用しました
小型スピーカー
以前のPCで使って壊れたのでそのまま放っておいたスピーカーに再登場願いました
サイズ:幅 50mm x 高さ 80mm x 奥行き 80mm の大きさです
完成画像です
静止画像なので「音」は聞こえませんが、ちゃんと出ています。音量は相当絞らないと近所迷惑なボリュームになります
この製作物をユニバーサル基板に移植して体裁よく何かボックスに収納するようにしたいのですが、手間ひまかかりそうだし、製作技量にも不安がありますので、またの機会とさせていただきます。
(註)この画像撮影時は電源として006P乾電池の電圧9Vを5Vに変換する基板を使用しました