初歩の電子工作とデジカメの日記

電子工作備忘録とデジカメで撮影した写真のブログです。

ESP8266ボードをArduino化する

2016-09-15 11:05:44 | ESP8266
ESP8266ボードをArduino化する詳しい方法はググれば先人の方々が教えてくれていますので、それらの記事を参考にしてください。ここでは簡単に手順を書くに留めます。

  1. PCにはarduino.ccからリリースされている最新のArduino IDEをインストールする
  2. Arduino IDEにESP-WROOM-02のボードを追加する
  3. 通常のArduino同様の手順でプログラムを書き込む


Arduino IDEでは画像のように「ツール」タブの項目を赤下線の部分を変更した
シリアルポートのCOM番号15は自分の場合です。あ、それと「upload speed」も115200に変えてます



ESP8266ボードArduino化最初はお決まりのLチカを動作確認します
IO13にLEDを接続し、330Ωの抵抗を経由してGNDに落としています


スケッチはArduinoのLチカのスケッチと全く同じです

void setup() {
// initialize digital pin 13 as an output.
pinMode(13, OUTPUT);

}

void loop() {
digitalWrite(13, HIGH); // turn the LED on (HIGH is the voltage level)
delay(400); // wait for a second
digitalWrite(13, LOW); // turn the LED off by making the voltage LOW
delay(400); // wait for a second

}


使用したスイッチサイエンスのESPr Developerは、とても楽チンなボードです
1. 3.3V対応USBシリアル変換IC FT231XSが本体に搭載済みなのでボードをA→MicroBタイプのUSBケーブルでPCと接続すればArduino IDEを利用できる
2. 5V→3.3V 変換電源レギュレーター XC6222B(最大出力電流700mA)も本体に搭載済みなので電圧変換も何も設定なしで実行される
3. 最初に書いたように「Arduino IDE」の[ツール]のボード設定の内容にある[Reset Method]を[nodemcu]に変えておけばスケッチの書き込み、動作実行時に切替えるための数回ボタンを押す煩わしさがなくなる

ブレッドボードへの取り付け用のピンはピンヘッダではなく、Arduino用?の足の長いピンソケット10P x 2本を使っています。これによりジャンパ線をボード本体に直接接続できます。またボード本体のピンのシルク印刷の文字は小さく、読みづらいのでシールを貼っています。


espr blink