Windowsパソコンで作成したデータ(文書や画像)をRaspberryPiに保存したり、逆にRaspberryPiで作成したデータをWindowsパソコンで読み込みができるファイルサーバーをRaspberry Piにつくる作業の備忘録です |
[ファイルサーバとは]
- 他のパソコンのファイルを保存するパソコン
- 他のパソコンはファイルサーバからファイルを読み込んだりファイルサーバへファイルを保存したりすることができる
[例]ファイルサーバに音楽を保存すると、他のパソコンからその音楽を聴けたりできる
[Sambaとは]
- LinuxをWindowsから読み書き可能にするために必要なパッケージ
- ネットワークを通してファイルをやりとりソフトウェア
- ルーターとハブとLANケーブル(無線LANも)を通して自宅のパソコン同士でファイルをやり取りすることができる
[samba利用までの手順]
- インストール sudo apt-get install samba
- ディレクトリを作成
先に、データの保存場所をRaspberry Piの中に用意する
自分は home/pi/public を用意
自分以外のユーザーも使えるフォルダにする場合は、フォルダのアクセス権を設定する
[プロパティ]→ [パーミッション]タブを開き、所有者・グループ・他のユーザの設定を 「読み書き」OKにする - Sambaの設定ファイルを書き加える
sudo nano /etc/samba/smb.conf (nanoエディタでファイルを開く)
ファイルの最後尾に下記を書き加える
[public]
path = home/pi/public (共有するフォルダの場所)
guest ok = Yes (他のユーザーも入れる)
read only = No (読み、書き共にOK) - Sambaを起動
sudo service samba restart
同じネーットワーク(無線LANルータ)にあるwindowsパソコン(自分の場合)で確認
ネットワークの中に「RASPBERRYPI」が表示されているのが確認できる
「RASPBERRYPI」をダブルクリックで開く→[public]フォルダが出て、
「共有」と表示されている
[public]フォルダを開いて配下に新しいフォルダ[test]を作成した
一度Raspberry Piの電源を切って、改めてraspberrypiを起動すると、Windowsパソコンには自動的に[ネートワーク]に[raspberrypi]が表示されているので、そのまま[public]フォルダの編集、上書き保存ができる
*参考記事 [DEVICE PLUS] http://deviceplus.jp/hobby/raspberrypi_entry_006/
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