数日前のことです。
散歩をしている時でした。
一人のお爺さんが、サラリーマンが持つような手提げカバンを下げて、
脇目も振らず一心不乱に歩いています。
ちょっと異様な雰囲気を感じたので気にしていると、
お爺さんから10メートルぐらい後ろを、リュックを背負った若者が歩いています。
若者の歩調はお爺さんのそれと合っていて、
前を気にしているのは一目で分かりました。
想像するに、どうも見守っているようなのです。
ひとしきり歩くと落ち着かれるのでしょうね。
やさしい若者の眼差しがとても印象的でした。
わが家の近くには数軒の老人施設があるのですが、
昨日も同じような光景を目にしました。
ふと、後ろを振り返ってみました。
ほっ・・・胸をなで下ろしました。
私の後ろにはまだ若者は控えていませんが、いつかそんな日が来るのでしょうね。
その時は、あんなやさしい眼差しで見守ってくれるといいなぁ。
そんなことを思いました
畑で見つけたセミの抜け殻
今年も新しい命が誕生したのですね。
この樹の根元は耕さないことにしようっと