前編ではブルーの飛行についてお話ししたが、後編では千駄ヶ谷の様子を少々。
千駄ヶ谷駅に着くと、結構な人が集まっていたが、さほどな混在ではなかった。
東京体育館の前で、国立まで行くか悩んでいて、ふとプロ並みのカメラを持った人達をみつけた。
ここから見えるんですか?と尋ねると、多分見えるバスとのこと。
国立の方は人でいっぱいだから、止めといた方がいいといわれ、空いている今のうちに此処に座って場所とっちゃいなと言われたので、素直に従い座り込む。
さて、東京体育館の周りもだいぶ人が座り込んできた。
ただ、空は広いからこれでも十分見れるだろう。
空自の広報の方か、それとも、海自の方かしら?と思ったが、ブルーインパルスが来たら撮影してたから、オフの自衛官のようだ。
綾野剛のドラマのおかげで自衛官との婚活は大人気らしい。
今日も若い女子の姿も多い。
震災の日、ブルーは仙台を離れ九州の方にいたので、被害から免れたという。
そして、50年前、国立競技場の上空に五輪の輪を描いたブルー。
その夜の特番ではその五輪のマークを描くのは決死の覚悟だったと。
確かに、同時に5つの輪を寸分違わず描くなんて神業だ。
しかも万が一のことがあったら、東京密集地の上空だけに大惨事になってしまう。
本当に凄いことだったんだ。
今回も五輪やハートを期待したが、真っ直ぐ飛ぶだけかぁ~なんて思ったが、それだけも凄いことだとわかった。
Canonのカメラの画像は、プロ並みのカメラを持った方々の中でも一番高そうな望遠レンズを装備していた人の写真。
やっぱり、一眼レフは違う。
普段も軍事系ですか?と聞いたら、息子に言われて撮りに来たとか。
撮鉄ですか?と聞いたら、それも違い。
なんと、城撮りらしい。
う~ん。城を撮るのにそんなに高い望遠レンズがいるのだろうか。これも男のロマンか?
さて、後日、高島屋の12階から国立競技場を撮ってみた。
でも、その方々のアドレスでゆったり見れて良かった。感謝。
夕闇迫るこの広い空に、皆んなの期待を背負って、感動を描いたんだなぁ~。
本当にその瞬間に立ち会えて良かったと思う。