明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

「物忘れ外来」受診の結果

2022-09-15 | 母との確執
母がデイサービスに行っている間に
弟夫婦と3人で物忘れ外来を受診。
先月の、母の検査結果を聴きに行った。

物忘れ外来、受診 - 明日は明日の風が吹く

先日、母を「物忘れ外来」に連れて行った。弟夫婦と私の3人が付き添った。「このごろ何でもよく忘れるから、いっぺんちゃんと診てもらおか」弟によると、全然抵抗することな...

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血液検査の結果、コレステロール値(総コレステロール、LDL共に)が高かった。
「かかりつけ医で薬処方してもらってください」

そういえばずいぶん前に、コレステロールの薬を飲んでいると母は言っていた。
が、今飲んでいる薬は全部心臓の薬で、コレステロールの薬はひとつもなく、
どこで母は勘違いしたのだろうと思っていたが、
もしかしたら本当にコレステロールの薬もあったのかもしれない。
どこかの時点でやめてしまったのだろうか。
わからないが、とりあえずかかりつけ医で出してもらうことにした。

コレステロールに関しては諸説あるが、脳の血管も詰まらせるのだよね。






「記憶・注意力・見当識のうち、記憶に関する点数が取れてないです」
(長谷川式スケールで 17/30点)

「質問の意味が理解出来ていないようです。
 何を訊かれているのかがわからないので答えられない。
 たとえば音が鳴ったら手を挙げるというルールを決めますが、
 音が鳴っても反応が見られません」

「MRI画像を見ると、海馬に血の流れていない箇所がある。萎縮しています。
 右側頭葉も萎縮しているので、意味性認知症の疑いもある。
 でも93歳と高齢なので意味性の可能性は低いと思うが、はっきりどちらとは判断がつきません」

意味性認知症は若年で発症するらしい。

 → 意味性認知症 - 脳科学辞典


先生の説明をそれこそ記憶を頼りに書いたので誤りがあるかもしれないが、
おそらくアルツハイマー型だろうということだった。


今後のこととしては、少しでも悪化を遅らせること。
それには薬よりも、
・適度な運動(歩く)・栄養のある食べ物を摂る ・しっかり寝る ・他人とのふれあい

が大事と。要するに、
何もしないでぼーっと家の中で過ごすことなく、外に出て人と話し、身体を動かす。
適度に刺激を受けて、動くから食も進み、夜もぐっすり眠れる。
そういう好循環な生活をすればいいということね。
若い世代なら当たり前に生活していればよいことだが、
高齢者はラクな方へラクな方へと流れがちだから、意識しないと出来ない。
逆に悪化させる要因は、ストレス。何だってストレスになり得るが。


「デイサービス、いいですね、どんどん行ってください」
ということだった。


今、デイの回数増加とショートステイをケアマネさんにお願いしている。
朝の送り出しも週イチだけヘルパーさんにお願いすることにし、
今週からさっそくヘルパーさんがやってきた。

いろいろ契約やら説明やらでこのところ母宅は人の出入りが激しい。
母にしてみればこれまでの静かな生活とは一変、怒涛のように他人が押し寄せている。
母はどのように感じているだろうか。