明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

「まぶしくて ―私たちの輝く時間―」

2020-06-28 | 韓国ドラマ・K-POP
「韓ドラ」カテで書くのはなんと1月以来!
何かしら観てはいたのだけど、なかなか書く気になれなくて。



「まぶしくて ―私たちの輝く時間―」



  公式サイト→韓国ドラマ「まぶしくて ―私たちの輝く時間―」


 アナウンサーになるのを夢見る25歳のヘジャ(ハン・ジミン)。
 でも才能がないうえに努力もしないで夢ばかり見ている自分に
 嫌気も差している。
 それを鋭く指摘してきた記者志望の青年ジュナ(ナム・ジュヒョク)。
 どこか暗い影のあるジュナ。自分を捨てた親を憎み、
 代わりに育ててくれた祖母に申し訳なさを感じている。
 ふたりはお互い気になる存在となり、恋の予感が・・・。

 ある日、ヘジャの父(タクシー運転手)が交通事故に遭い、死んでしまう。
 大好きな父を死なせまいとするヘジャ。

 実は、ヘジャは時を巻き戻せる不思議な時計を持っていた。
 でも時を巻き戻すと自分がそのぶん年を取ってしまうのだ。
 だから普段は封印しているが、父を救うため、時を戻そうと決心する。
 でも何度も巻き戻そうとしたが、うまく行かない。
 何度も何度も、何度も何度も巻き戻し・・・
 なんとか時を事故前に戻すことが出来た。父の命も救えた。
 ホッとしたのもつかの間、みんなの驚く顔。
 鏡を見てみたら・・・なんと、ヘジャは70代のおばあさんになっていた!






この設定で、
さてあなたならどんなストーリー展開を想像しますか?

悲劇にも喜劇にも出来そうな話。
よくあるタイムスリップもので、ドタバタしながらも
最後には魔法が解けて、二人の恋も実り、めでたしめでたし。

というわけにはいかないね。
この顔ぶれだもの。


最後の2話あたりで、思いもしない展開に・・・
観ている途中で「?」だった箇所も、
ああ、あれはそういうことだったのねと気づく仕掛けになっている。
よく出来てるなぁ。
こっちは、元の25歳に戻れるのか?と思って観ているけど、
実は・・・
最後はもう、涙、涙、涙 
久しぶりに大泣きしたわ。
ネタバレになるので、このへんで 

あは、なんのこっちゃな書き方で申し訳ない^^;







ハン・ジミンさんは「イ・サン」「屋根部屋のプリンス」でおなじみの
もうベテランの域に入る?女優さん。
82年生まれというから、このころ36,7歳か。
25歳の役だけどじゅうぶんできてる。

ナム・ジュヒョクくんはただいま大人気のイケメン若手俳優。
94年生まれ。ジミンさんより一回り年下(!)

なんでこんな一回りもの年の差カップルなのか?
それには理由があるのよね・・・。





そしておばあさんになったヘジャを演じるのは、キム・ヘジャさん。
41年生まれ。
「宮」「ディア・マイ・フレンズ」「母なる証明」などで有名な大女優さん。
心は25歳だから、着るものも若者ファッション。
でも違和感なく可愛い。

他の配役も韓ドラファンならおなじみの達者な役者さんが揃っている。


いやさ、私もこの年になると時々、
来し方行く末を思って暗澹たる気持ちになることがあるけど、

いいことも悪いこともあったけど、あなたはあなたでいいんだよ、
輝いていた時のことを思い出してごらん、ちゃんと生きてきたじゃないか、
これからも一日一日を大切に・・・
と背中を押してくれるようなお話だったわ






ちょっとネタバレになるけど、
このどことなくオールドファッションな装いは、70年代。
このころの韓国は政府による言論統制が酷く、
夜間通行禁止令もまだ続いていた。
夜間通行禁止令、韓ドラでよく出てくるね。

Wikiで調べたら、
独立前の連合軍軍政期の1945年9月7日、
アメリカ軍がソウル市と仁川地域に夜間通行禁止令を出した。
その後、朝鮮戦争が勃発した直後の7月8日に全国に拡大された。
0時から4時までは医師以外の民間人の外出が出来なくなった。
全面解除されたのは全斗煥政権最末期の1988年1月1日。(引用、抜粋)



まぶしくて ―私たちの輝く時間― (2019) - キム・ヘジャ,ハン・ジミン,ナム・ジュヒョク







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