風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

「故郷からのおくりもの」展

2005年09月07日 | 清水ともゑ帳


昨日は、人形作家高橋まゆみさんの「故郷からのおくりもの」展に行ってきました。
私が子どもだったころの昭和の風景、農村に暮らす人々の姿に惹きつけられ、ずっと見てみたかったんです。
一体一体の人形が今にも動き出しそうで、そして、土地の言葉で語りかけてくれそうで、それはそれは見事にできていました。
会場で耳にしたのですが、この人形展に訪れて泣いてしまった方もいるとのことでした。
とてもわかる気がします。
作者の思いが人形に託されて伝わり、感動につながっているように思います。

先月末に突然、仕事の依頼の電話が入り、今月1日から私にとっての新学期が始まりました。
とはいえ、ひと月にトータルで10日間働くだけなのですが…。
当分は働きに出ないつもりだったのですが、こんな私でも声をかけていただけるなんて…と、そのありがたさに、気がつくと具体的な打ち合わせをしていました。
経験がある仕事とはいえ、まだ、職場の雰囲気に慣れず、精神的にも肉体的にもちょっと余裕のない日々が続いていました。

でも、この人形展に出かけたことで、少しばかり気持ちにゆとりが出てきました。
帰り際に買った写真集を今日はあらためてじっくりながめながら、休日を楽しみました。


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