風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

トリパス

2008年09月14日 | 食べもの帳
mimidonaさんのブログ、「海のある風景」で紹介されていたポルトガル料理、「トリパス」を作ってみました。
モツと白いんげん豆を煮込んだ料理です。
レシピをネットで検索してみました。
「トリパス」だけでサーチすると、鳥害防止グッズにもヒットしてしまいます。

調べていくうちに、チョリソーを加えてみるのもいいことがわかりました。
現地で食べたという方の話では、「うっすらと味噌のような味がした」とか、また、レシピには、「邪道かもしれませんが、味噌を隠し味に加えるとおいしい」ともありました。
他、スパイスとして、クミンやコリアンダーを使うといいらしいのです。

モツ、白いんげん、チョリソーをそろえたら、あとはうちにある材料でなんとかなりそう。
早速、とりかかりました。

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私が使った材料と量です。

【材料】
豚ゆでモツ 小腸とガツ各250グラム、白いんげん豆(1袋)300グラム、チョリソー(1袋)5本、玉ねぎ(小)1個、ニンニク3片、ローリエ1枚、オリーブオイル少々、パセリ少々
塩、コショウ、クミン、コリアンダーは、味を見ながら好みで。

※白いんげんは、一晩、水につけてもどし、下ゆでをしておく。
 ゆでモツも、一度、下ゆでをするといいです。


(下ゆでしたモツと白いんげん)

【作り方】
1. 鍋に、オリーブオイルとみじん切りにしたニンニクを入れ、弱火で炒めます。

2. 香りが出たら、みじん切りにした玉ねぎも加え、炒めます。

3. 玉ねぎが透き通ってきたら、モツ、チョリソー、ローリエを加え、具がひたひたになるくらいの水を入れ、煮込みます。


(私が使った市販のチョリソー)

4. 30分ほど煮たら、白いんげんを加え、具材が柔らかくなるまで、さらに煮込みます。(豆が水分を含んでいくので、様子を見ながら、湯または水を加えるといいかもしれません)

5. 豆が柔らかくなったら、塩、コショウ、スパイスで味を調えます。(好みで味噌も)
  

(コリアンダーとクミンはパウダーを使いました)

できれば、2日間ほど煮込んだ方がおいしさが増します。

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11日(木)から2日間煮込んで、昨日、でき上がり。
ごはんにかけます。
私は、雑穀米ごはんにかけました。



白いんげんというと、甘く煮て食べるものだと思っていました。
夫も同じように思っていたらしく、「こんなのはミスマッチだ」と最初は気がすすまなそうでした。
でも、口に運んだとたん、
「うっめぇ~!」
と、ひとこと。

本場の味を知らないので、「なんちゃってトリパス」の域にも達していないと思います。
あとで考えたら、モツは牛モツの方がよかったのかしら…とも思いました。
手前味噌ですが、「清水家風トリパス」はとりあえず、おいしくできました。

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